- 今日も仕事。
終わりがまだ見えません。
ゴールデンウィークまで休めないかな。
今日の一冊。
- 宇喜多の捨て嫁/文藝春秋
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宇喜多和泉守直家の物語。
6つの短編小説があり、そのすべてが直家の生涯についてのもの。最後に物語すべてがつながる手法は、流行りとはいえ、読み手を引き込む効果大。
タイトルの宇喜多の捨て嫁は連作の一話目。直家の娘の嫁入りから、その不幸な結末までを描いていますが、これは直家が壮年のときのおはなし。
連作はそのあと、直家の幼少期から少年期、青年期と物語が進んでいきます。
宇喜多直家といえば、戦国武将のなかでも裏切りと謀略によって戦国大名として大きな領国を有するようになった人物として有名ですが、この小説では全身から膿が出る病を患っているという、さらに醜悪な人物として描かれています。
醜悪な外見と、身内をも裏切る内面。
悪のヒーローともいえるような人物像ですが、彼の過酷な人生を見ると同情したくなる気にもなります。
物語は最後で「親子の絆」が醜悪な背景をコントラストに表現され、深い印象を残して読み終える小説でした。
龍.
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