人生を変える80対20の法則 | 龍の毎週つまみ読み 書評

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師走。

忘年会シーズン。


飲み過ぎには注意しましょう。


今日の一冊。

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80対20の法則。


パレートの法則とも言われるこの法則は、成果の8割は2割のことによって生まれるというものです。


この法則は一般的にビジネスで使われることが多いです。例えば会社の8割の利益は2割の顧客からもたらされる。売上高の8割りは、2割の商品によって稼ぎだされる、など。


本書は、ビジネスでも使えるこの法則について、説明をすると同時に、人生においても使えることが書かれています。


以下、気になったところ。


「ここで大切なことは、「代替」という発想である。目的の達成にあまり貢献しない資源は、投入しないか投入を控える。目的の達成に大きく貢献している資源は、できる限り投入する。」

まさに80対20の法則に則った行動原理。ビジネスにおいては、当たり前の考え方です。


「競争の性質の違いに注目することが、業績向上へのいちばんの近道になる。」

80対20の法則を使ってビジネスのやり方を見直す場合、どこの部分に着目するかで成果が異なります。例えば、商品なのか顧客なのかといった分析の切り口を考えなければならないということです。


「既存事業のセグメントを戦略的に見直す際には、まず80対20の利益分析から始めるようにお勧めしたい。」

利益からの視点で見るのは、複数の事業を持っている場合、その後の戦略を考える上でベースとなります。


「事業が複雑になるにつれて、利益率はどんどん落ちていく。」

複雑になればなるほど収益性は落ちるものですが、経営者の中には複雑にすること自体がビジネスと思っているような方も多いです。複雑化のコストを考えなければなりません。


「収益性の低い顧客や製品のことは放っておく。サポートをどんどん打ち切り、販促の予算を減らし、価格を引き下げる。」

利益を生まない顧客、商品の対応法。一見、ドライに見えますが、利益を生み出す、事業継続するということを考えると当たり前のこと。


本書の後半部分では、日常生活においての法則の応用が解説されています。


著者の言いたいことは理解できるのですが、ビジネスでこの法則を応用することは全ての企業に当てはまるものの、日常生活でとなるとそうとも言い切れないと個人的には思います。


全てのムダを排除することで人生が豊かになるかどうかは、本人の考え方次第。


とはいえ、ビジネスでは必須といえるこの法則。


是非、実践していきたいものです。


龍.

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