権力を握る人の法則 | 龍の毎週つまみ読み 書評

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一週一冊。ジャンルで多いのは、ビジネス、文芸、歴史、教養、社会、時々ミステリー。

読んだことのない本でも、"つまみ読み"した感じになります。

フレーズどんどん使ってください。

昨日の午後と今日の午前は、家族サービス。

今日の午後は、ジムで運動。


休みの日に雨はいやですね。


今日の一冊。

「権力」を握る人の法則/ジェフリー・フェファー
¥1,890
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権力を握りたくない人も読むべき本かもしれません。


本書は、スタンフォード大学の教授が数多くの調査に基づき書いたものです。「なぜあの人が上に立ったのか?」という疑問に実例を通して解き明かしていきます。


単に業績がよいから出世するわけではない、とはだれもが薄々感じているところです。しかし、出世するにあたって決定的な要因はあいまいなものです。


本書でも権力を握るための決定的な要因は示されていませんでしたが、そのヒントはあります。その中でも、最も大きなものが、「権力を握るために行動」すれば、権力を握ることができるということでしょう。


そのための自分の行動パターンや自分の立ち位置、人脈の作り方など具体的な示唆がたくさんあります。


以下、気になったところ。


「人間には「見たいものを見る」という性癖がもともと備わっている」

権力の座についた時に、自分を見失う危険性が大きいということ。権力を維持するためには、常に自分自身を振り返る必要があります。


「「パーティーが終わる前にお暇する」のがエレガントであり、望ましくもある」

永遠に権力を握り続けることはできません。どこで手放すかは、外部からではなく自分で決断したいものです。


本書は後半で、権力を握るとその代償を払うことについて言及しています。それがつねに注目されていたり、時間であったり、エネルギーを使うことであったり、対人関係に神経をすり減らしたりと、相当の負担を強いられるというのです。


本書では、組織で働く以上、権力をめぐっての戦いは常に存在するとしています。それが人間の性であるとも言っています。


できれば自分は関係したくないと思っていても、どこかで巻き込まれてしまうということなのです。そのためにも権力を握るとは、どういうプロセスなのかを理解することは有用だと思いました。


個人的には、権力に近づきたくないとも思いましたが。


龍.