- 木曜日。
今日は午後からたくさんのお客様が職場に来ます。
遊びに??いえいえ。見学にです。いまから楽しみです。
さて、今日の一冊。
- 終戦のローレライ〈4〉 (講談社文庫)/福井 晴敏
- ¥730
- Amazon.co.jp
ローレライの最終巻。
「国家としての切腹」の思想は、戦争を始めた大人たちのエゴなのでしょう。
それよりも「命の大切さ」を選択する乗組員に共感を覚えます。
圧巻なのは、最後の戦闘シーン。
アクロバット的な操船術と緻密な戦術。
この二つがかみ合って初めてなさせる驚くべき戦果。読む者を引きこませずにはいられません。映画のシーンも悪くはないのですが、文字情報による描写はディテールにこだわっているため、画像よりも現実感が増します。
しかし、最後はやはり「命」の大切さ。
「命をつなぐ」という表現がぴったりです。
「名も知れぬ 遠き島より 流れ寄る 椰子の実ひとつ 故郷の岸を離れて 汝はそも波に幾月・・・いずれの日にか 国に帰らん・・・」
しばらく詩が頭を離れませんでした。
龍.