昭和の名将と愚将 | 龍の毎週つまみ読み 書評

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読んだことのない本でも、"つまみ読み"した感じになります。

フレーズどんどん使ってください。

実は明日から出勤。


仕事は戦いです。


戦いは、組織でやるもの。


組織をまとめるのがリーダー。プレッシャーがかかります。


今日は、戦争時のリーダーについての一冊。

昭和の名将と愚将 (文春新書 618) (文春新書)/半藤 一利
¥777
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昭和の代表的な軍人、22名を評価した一冊。


本書は、二人の論者(半藤氏と保阪氏)が対話形式で解説していきます。


名将、愚将それぞれいますが、その分かれ目として言えることは、「広い視野」ということだと思われます。名将と呼ばれる人たちは、自分だけではなく、自分の組織だけでもなく、日本国しいては世界的な視点に基づいた行動をとっています。


反対に愚将と呼ばれる人たちは、自らの考えに固執し、周囲を見ない傾向があるようです。


軍隊という組織の中で地位が上がっていくのには、組織内での評判が重視されます。その評価する人の基準がおかしいと、内部的には高い地位にあるのにもかかわらず、能力的には疑問符がつく愚将ができてしまうのです。


この仕組みは現代の会社組織でも同様です。


組織で高い地位にあるからといって、仕事の能力があるとは限らないのです。


本書の中で名将の一人として紹介されているのが、「山本五十六」。


しかし、実際に名将だったかどうかは疑問だとされています。


戦争遂行のための、ヒーローづくりの側面もあったようです。


いずれにしても、戦争は負けてしまったわけですから、そういう意味では名将とはいえないのかもしれませんが。


龍.