中国の不思議な資本主義 | 龍の毎週つまみ読み 書評

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一週一冊。ジャンルで多いのは、ビジネス、文芸、歴史、教養、社会、時々ミステリー。

読んだことのない本でも、"つまみ読み"した感じになります。

フレーズどんどん使ってください。

クリスマスイブも終わり、いよいよ年末。

仕事、年内に片付けてしまいたいです。


旅行行きたいなぁ。中国もしばらく行ってないし。


今日の一冊。

中国の不思議な資本主義 (中公新書ラクレ)/東 一眞
¥819
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いまや、中国は資本主義国家です。


しかも他の資本主義の国とは、違う形の資本主義国家です。


本書は、中国で起きている不思議な資本主義経済について書いたものです。


その特徴を一言で表すと、「拝金」。


やった者勝ち。出し抜いた者勝ち。儲けた者勝ち。


個人として付き合う分には、中国人はいたって普通の付き合いができます。しかし、いざ集団となると「自分たちの都合」しか考えられない集団になってしまいます。


また、中国では「身内」をとても大切にします。その親密さは日本のそれと比べようがないくらいです。その身内ネットワークでの中の論理でのみ行動をします。社会全体の規範で行動をするのではないのです。


そうすると、人的なネットワークを利用し、役人の地位まで売買される始末。恐ろしい国です。


この本は、そのような困った隣人とどのように付き合っていけばよいのか、考えるきっかけを与えてくれます。


二国間だけではなく、今後のアジア経済圏の将来を考える上でも、もっと中国を理解しなければならないと感じました。


龍.