ユダの福音書を追え | 龍の毎週つまみ読み 書評

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読んだことのない本でも、"つまみ読み"した感じになります。

フレーズどんどん使ってください。

今日はクリスマスイブ。

そわそわ・・・してたのは若い頃。


子供がいる家のお父さんは、家庭サービスでしょう。


クリスマスにちなんだ今日の一冊。

ユダの福音書を追え/ハーバート・クロスニー
¥1,995
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イエスを裏切ったイスカリオテのユダ。


西洋世界では、今でも史上最大の裏切り者として人々に記憶されています。


しかし、本当にそうなのか?


福音書とは、イエスの言動を記録した書物です。いわゆる正典といわれているのは、マタイ・マルコ・ルカ・ヨハネの4書ですが、そのほかにたくさんの福音書があります。


それら正典ではない福音書は、異端と結びついていきますが、「ユダの福音書」もそのうちの一つです。


本書では、ユダの福音書が発見され解読されるまでのドラマティックないきさつと、その内容についての解説がなされています。


ユダの福音書がほかの正典と明らかに違うのは、ユダが裏切り者ではないとされている点。


裏切り者どころか、イエスの最大の理解者として描かれているのです。


キリスト教では、イエスの死と復活によりその存在は永遠の真理となる、ということが最も大切なことです。そうだとすると、死それが運命だったことがわかります。


その手引きをしたのがユダということは、彼が唯一イエスを理解していたことの証でもあります。


他の福音書と比べユダの福音書は哲学的な色彩が濃いといえるでしょう。


メリークリスマスニコニコ


龍.