社長のためのマキャベリ入門 | 龍の毎週つまみ読み 書評

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一週一冊。ジャンルで多いのは、ビジネス、文芸、歴史、教養、社会、時々ミステリー。

読んだことのない本でも、"つまみ読み"した感じになります。

フレーズどんどん使ってください。

お盆休み中の社員も多く、空席が目立つ社内。
でも、特にすることもないので今日も出勤。ぼっおーとしてます。

さて、今週の日曜日に読了した本のご紹介です。

●社長のためのマキャベリ入門 鹿島茂 中央文庫

ご存じマキャベリの「君主論」を現代に置き換えたときに、どのような教訓として使えるかを解説している本です。社長の~とあるとおり、会社経営に置き換えたときの君主論という趣。

マキャベリというと、性悪説に基づいた国家運営。簡単な言葉で言うと「人が悪い」
人がうまく国家を運営できるのだというイメージですが、本書では全面的に性悪説を打ち出しているわけではありません。もちろん性悪説的な部分も多いですが・・・

「要するに加害行為は一気にやってしまわなければならない」
やらなければならないことは、一気に。

「人はささいな侮辱には仕返しをしようとするが、大いなる侮辱に対しては報復しえない」
だからといって、侮辱することを推奨しているわけでもないですが。

「貸さない親切」
銀行の姿勢として大切かも。

「愛されるより、恐れられる」
社長が失敗しません。

「軽蔑されるのは、君主が気が変わりやすく、軽薄で、女性的で、臆病で、決断力がない・・・」
そりゃそうですが、実際いるのでしょうか?こんな社長。

「大変贔屓にしていた人物にこそ、十分警戒・・・」
肝に念じておきましょう。

「社長の気質は変えがたい。ゆえに・・・社長のほうを替える・・・」
恐ろしい言葉ですが、真理です。

怖い言葉がたくさん出ていますが、会社経営を続ける上では大切な言葉ばかり。一読の価値あり。