日本海軍の歴史がよくわかる本 | 龍の毎週つまみ読み 書評

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一週一冊。ジャンルで多いのは、ビジネス、文芸、歴史、教養、社会、時々ミステリー。

読んだことのない本でも、"つまみ読み"した感じになります。

フレーズどんどん使ってください。

10月になって暇なはずが、長期休暇を予定しているため、ちっょとタイトなスケジュール。

今日の一冊。

●日本海軍の歴史がよくわかる本 工藤美知尋 PHP文庫

半年がかりで読破しました。ページ数468ページのボリューム。

明治維新から始まる日本海軍の栄光と没落の歴史。

日本海軍の最大の功績としては日本海海戦の大勝利ですが、その後この栄光が足かせとなったかのようなイメージがあります。

海軍の歴史は、戦略論や組織論を勉強するための良い材料となります。現に野中郁次郎先生の「失敗の本質」では、戦争における戦略について考察されていますし。

戦略としては、やはり欧米の論理的に考えるというところにつきると思います。最近のビジネスの場面でも、論理的思考をしているようで徹底されていない部分が見られます。

必ずしも欧米流の論理思考がすべてというわけではないですが、相対の場合にはその効果が発揮されます。

日本海軍は、組織内に優秀な人材も多く、健全な組織だったにもかかわらず、政治や陸軍の主導に巻き込まれていく様子がよくわかります。

戦争は政治の一部だと実感。

でも、日本は戦争放棄しているし・・・もっと政治力がなければ沈没してしまうでしょうね。