戦国合戦15のウラ物語 | 龍の毎週つまみ読み 書評

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一週一冊。ジャンルで多いのは、ビジネス、文芸、歴史、教養、社会、時々ミステリー。

読んだことのない本でも、"つまみ読み"した感じになります。

フレーズどんどん使ってください。

週末までは、まだ間がある。

少し早めに帰宅しようと思いつつ。

今日の一冊。

●戦国合戦15のウラ物語 河合敦 PHP新書

戦国武将たちの戦を裏側から見た本。

裏側といっても、それほど変わったエピソードは書かれていません。一般的に知られている事実の組み換え的な要素が強いです。

いわゆる戦国ものは、さまざまな本が出てきて、隠れたエピソードは出しつくされた感があります。

そんな中本書では二つ、新しい(私が知らなかっただけ?)話が・・・

「西軍の布陣は、いったいだれが決定したのだろう。私は、誰でもないと考えている。」
天下分け目の関ヶ原。西軍の実質的な大将は、石田三成。著者は、西軍の婦人は自然発生的にできたと考えているようです。・・・だとしたら、三成は指示も出さずに、よりよい布陣になる場所を選んだということにもなるのでは?あながち戦下手ともいえないかも??

「信長は村重の逆心の理由がつかめないまま」
本書でも、正確な理由は分からずじまい。でも、本能寺の変ても明智光秀の裏切りの理由がはっきりとは説明されていない以上、わからないのは仕方がないのかと思いつつ。というよりも、常人を超えた信長の行動が、理解できないのはある意味当たり前。本当のところは、信長に対する恐怖心のみではないかと、個人的には思っています。

比較的時間もかからず読むことができます。