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・偽りの感情

とある図書委員の放課後のはなし。

田中はじゃんけんで負けて一番めんどくさい図書委員になってしまった。

放課後に図書室当番になったので、図書室に行くことにした。

「はぁー。バレーしてぇ...帰りてぇ...」

ぶつぶついいながらあるっていたら図書室のドアの前にたどり着いた。

「はぁ~」

大きなあくびをして、図書室のドアにてをかけた。

すると図書室から笑い声が聞こえたので耳を澄まして聞いてみると

「ははは!全然わかってないなぁ~!」

(この声は...スガさん!?)

テンションがあがりドアをあける。

「すーがーさ......っ!」

田中は察してすぐに本棚のかげにかくれる。

(なんでおれ...隠れちゃったんだよ...)

「ん?今龍の声が聞こえたような...」

「なわけないだろ?ほら、集中集中っ!」

そこには香織と菅原の姿があった。

(え!?なんで香織とスガさんが...)

少し考えるが全然思い当たらない。

「この問題わからないです!」

(そーゆーことか。勉強かぁーなーんだ。変な勘違いするとこだったぜ。)

田中が安心して二人の前に出ようとしたら、

(って、顔近っっ!!!)

勉強教えるといっても二人の接近どがやばい。

「ねぇ、俺...今でも気持ち変わってないから...」

ボソッと菅原が言う。

「え...?」

がたっ

音がした方向に二人は振り替える。

「龍!こんなところで何してるの?」

香織が席からたって田中のほうへ向かう。

「いやー、勉強の邪魔しないようにって静かにしてたんだよ!」

「ごめんね!なんか入りにくい空気つくっちゃって!」

田中と香織が楽しそうに話してるのをただみることしか菅原はできなかった。







(あのまま二人きりにさせてたらなんかやばくなりそうな気がしたのは俺だけか...?)








「なー香織、俺にも勉強きけよー?」

薄暗い帰り道。

「龍に勉強きくなら自分で解いた方早い!」

笑いながらもいう。

「んん...」

「んー?」

「なんでもねーよ」

「そー?」

(スガさんはいい人なはずなのに...なんか危ないような気もしてきた...。今でも気持ち変わってないってなんだよ...)

「龍?顔色悪いけど大丈夫?」

「あ?あぁ...」

(香織とスガさんって本当に同じ中学の先輩後輩ってだけなのか?絶対ほかに何かあるだろ...)

「龍?なんか変だよ?」

「あ?あぁ」

「冷たいなぁー」

「うっせーよ」

一気に空気が変わる。

「...プイ」

黙って香織は早歩きしていってしまう。

「わ、わりぃ!香織待てよ!」

香織は口も聞いてくれず、暗闇へと消えていった。

「...っち」









「のやさーん~!やべーよ彼女と喧嘩しちまったよーどーしよー」

「はぁ?なんでだ?」

田中が短くまとめて言う。

そしたら西谷が

「それは龍が悪い!うるせーなはないだろ!」

「だってなんかむしゃくしゃしてたんだもーん」

「彼女さんはあんなに気遣ってくれてるのになぁ!最低!龍最低!」

「二回も言うな!」

「よし!俺に任せろ!」

西谷は笑顔で言う。

「のやさぁん!!!」

「香織がかわいそうだからな!きっと龍と仲直りしたいはずだよ!昼休みにでもよってみるわ!」

「心のともよ!」

「って...香織は昼休み影山といるんだ...」

目を泳がすように西谷が言う。

「は、はい!?!?あのくそやろう...」

田中が影山の後ろ姿に刺のような視線をおくる。

「な、なんか背中が痛いような...」








昼休み。

西谷は二人を仲直りさせるために香織のところへ向かった。

香織の姿がみえた。

もちろん隣には影山がいた。

ここは龍のために、と思い勇気を出して話しかけにいった。

「香織かりるわ!」

それだけいって許可もなく香織の腕を引っ張っていった。

「え?ちょっ...!」











つづく