今もちょっと耳に残っている。それは先週、ポッドキャストでTBSラジオ「川島明のねごと」を聞いていたとき、ゲストで出演したのはチャンス大城さんの話したエピソードである。簡単に内容を書いてみたい。
どん底の地下芸人だった当時、歌舞伎町で漫画喫茶の看板を持って宣伝をするアルバイトをしていると、前から60歳くらいのボッサボサの頭のボロボロの服を着たおじさんが来て、そのまま横を通り過ぎるかなと思ったら、胸ぐらを掴んできて「お互い死んでから悩もうぜ!!」と言ってきた。
内容だけ書いてみたが、面白みのないエピソードになってしまった。ただ、ラジオを聞いていて、オチの「お互い死んでから悩もうぜ!!」という馬鹿ポジティブなパワーワードにガツンとやられてしまった。悩んでいる時間なんて人生にはない。そう思いたい。