カルガモの雛 | 小さな幸せ-犬たちと共に-

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お空に行ったシーズー(マロン)とラフコリー(クララ)と外猫ののとビビ。
現在はラフコリー(ドルチェとラルフ)シーズー(連)、ミヌエット(レオン)と暮らしています。
娘の犬マルックス(チロルとエルフィー)も加わり賑やかな日々です。

娘の働く動物病院のそばには小川があり、カルガモの親子の姿を毎年見かけるそうです。

ある日道路を渡る時に一家は轢かれてお母さんカモは亡くなってしまったようです。

その場にいた方々が子どもたちをバラバラに保護されたようで、動物病院に2羽運ばれてきました。

結局、病院で保護しましたが、動物園がお休みだったり不運が重なり2羽とも天国に旅立ったそうです。

 

今の時期は毎年こういうことが起こるので、市内の動物園では度々運ばれ、対応しているようですが、なかなか成長するまでは大変そうです。

雛は水の中のものを食べるようですし、筋肉をつけるために浅いプールで遊ばせたり、餌の栄養を工夫するなど。娘の話では成鳥になるのは2割とか。

やはり親鳥はたいしたものですね。


散歩から帰ってきたチロルとエルフィー。






そういえば何年も前のことで以前にも書きましたが、家の駐車場に車を入れようとしたら、見たこともないカラスより大きな鳥がうずくまっていたことがありました。追うとトコトコ逃げるのですが飛べずに弱っていました。



近くに動物病院はありましたが対象は犬猫だけだし、どうしようかな?と考えて、近くの金沢動物園に電話して相談しました。捕獲には行けないけれども、連れてきてくれれば診ることはできる、と。


鳥を抱っこした経験は無くて、連れて行けるかしら?と不安でしたが、動物園の方が電話で捕獲方法を丁寧に教えてくださいました。

そしてバスタオルで包んで段ボール箱になんとか入れて運びました。


鳥担当の方が段ボール箱を覗き込んで、ウミネコの幼鳥だと判断されました。そして、園内に獣医さんがいるので診てもらって治療して、元気になったら海に帰しておきます、と笑顔で力強く言ってくださいました。


乱気流で運ばれて、こんな陸地を彷徨い、自動車なんかに乗ったウミネコ。

絵本にでもなりそうな話です。

良かったね、元気になると良いね!と娘とホッとして帰宅したことを思い出しました。


やたらと野鳥を保護してはいけないらしいのですが、同じ命。助かるものなら見殺しにはできません。


こういう場合は、町の獣医さんより動物園に相談することのほうが手っ取り早い解決法を教えてくださるのかもしれません。



ラルフは、公園に鳥がいると追いかけますが、カラスは大きいので苦手。

カラスもラルフに脅されても、ちょっとしか逃げません。紐の付いた犬なんて怖くないと思っているのでしょうね。