犬のトイレ事情 | 小さな幸せ-犬たちと共に-

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お空に行ったシーズー(マロン)とラフコリー(クララ)と外猫ののとビビ。
現在はラフコリー(ドルチェとラルフ)シーズー(連)、ミヌエット(レオン)と暮らしています。
娘の犬マルックス(チロルとエルフィー)も加わり賑やかな日々です。

昨日は暑くもなく寒くもなくちょうど良い気候でした。


夕方の散歩では、八重桜が満開。

犬の散歩で、おしっこをした時に水を少量かけるのがマナーとなっていますが、あれはどういう効果があるのかな、と個人的には前から疑問に思っていました。

あの少量の水はおしっこを薄めるためには多少効果があっても流すことにはなってないし、ましてや大型犬の場合だとペットボトル一本量をかけても効果は期待できないと思います。
少量の水は気休め程度かな?と。
と言いながら、小型犬の散歩の時は気休め程度に水をかけています。人の目も気になりますしね。

ならば、水ではなく消毒液のほうが良いのでは?と前から思っています。ただ、消毒液だと植物を枯らしたりしますが。

うちの場合、大型犬が草むらの奥でおしっこをするのですが、バケツ一杯の水を持ち運ぶこともできないし、少量の水では意味もないのでかけませんが、小動物飼育用消毒液を持ち歩きスプレーしています。
この消毒液はマロンの頃から使っていて、ペットが舐めても大丈夫なのでリスやカラスにもおそらくは害はないと思います。消臭殺菌液で動物病院でも使ったりしているようです。

コロナのピーク時にはアルコール不足で、家ではこの液体を代用したことも。

軟便をアスファルトでした場合は、一旦家に帰りジョーロに水を入れて取り切れなかった分を掃除しに行くことはありますし、先日は家の外で嘔吐しそうになったので、排水口近くに連れていき、散歩から帰ったあとでジョーロの水をかけて排水口周りをきれいにしました。

こんな話を娘にしたら、行政では最近、家の中で用を足すこと、万が一外で用を足す時はペットシーツの上にするなど、ペットシーツ持参で散歩に行くように奨励しているそうです。

犬は盲導犬とか警察犬でもない限り、家庭犬として育てれば、縄張りである家の中や庭では用を足したくなくて外でするとか、少し歩いて運動してからでないとしないとか、そういう習性もあるように思います。
もちろん、ドルチェやラルフは大小を促すコマンドで庭でさせることもあります。
でもオス犬は外でしかしないという子も多く、マロンも子どもの頃は家でしていましたが、年を取るにつれて去勢していても外派に変わりました。

以前、家の玄関脇の植え込みに未去勢の大型オス犬が毎日足をあげておしっこをたっぷりかけるので、こまめに水で流したり消毒していましたが、とうとう草木が枯れたことがありました、
こういう非常識なことはもってのほかですが、トイレの場所は飼い主が気をつけなければならないと思っています。一度場所を決めたら毎日そこでする子も多いと思います。

ただ、犬の散歩は犬からすれば匂いを嗅ぐことで情報を得るという楽しみもあるわけですから、全てを人間の都合の良いようにしてしまうのはいかがなものでしょう?と思ってしまいます。


オスの場合、おしっこを何回にも分けて匂い付けをするのは本能。
連もそうだし、ラルフもそうです。

ラルフは一度のお散歩で3回ぐらい匂い付けをします。2回目以降は殆ど出ていませんが…。
もちろん、ふたりとも住宅地のアスファルトではしません。草むらまで我慢させています。

仮にペットシーツを敷くとしたら多分間に合わないか、的が外れるか…。
ビショビショのペットシーツを何枚も袋に入れて持ち歩く散歩は考えても憂鬱。
それを提案した行政の係の方々は実際に犬の習性や散歩をどれぐらいご存知なのでしょうか。

ご存知ないと思いまちゅ。
ラルフは緑道の草むらでおしっこするんだ!それもなるべく草が高〜い所にのしのし入っていくのが楽しいよ。