ハリルホジッチ監督解任に関する考察 | 1971年からの地図

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サッカー日本代表の前監督であるハリルホジッチ氏が来日、記者会見を開いたことがニュースになっていました。
 

協会によると解任の理由は「選手とのコミュニケーション不足」だそうですが、一方ハリルホジッチ氏は「理解できない、真実を知りたい」という見解のようです。

私はサッカー協会に知り合いがいるわけでもなく、コアなサッカーファンではありませんが、いちサラリーマンの想像でいうと、解任の真の理由は別にあると見ています。

一言でいうとズバリ、ハリルホジッチ氏の能力不足、であると考えています。

今回のWカップに向けたサッカー日本代表の課題は、前大会での惨敗を受け、実力差のある国に対してどう戦うかというのが最大のテーマだったと思います。
 

それは「自分達のサッカー」を否定してでも、いかに勝つかという一点に尽きるかと思います。

それに対するハリルホジッチの戦術は個々の「デュエル」に勝ち、縦に早い展開のサッカー。
 

確かに前回のWカップではアルジェリア代表を率い、その戦法でベスト16という結果を残したといえますが、現在の日本代表にはまるで合わない戦法だと考えます。

そう考える理由の一つは、現在海外で活躍している日本人選手は決して「デュエル」を強みとしている訳ではない、という事です。

 

おそらく日々のスタメン争いの中で、日本人の強みは「瞬発力と器用さ、そして柔軟なパスワーク」ということを実感しているはずですが、そんな彼らに「さあデュエルしろ」といってもピンとこないのではないでしょうか。

そしてもう一つ、ハリルジャパンの戦術は既に対戦相手に解析済みで、手の内は読まれているのではないか、という事です。


日本が強豪国相手に好成績を残すのは、相手を細かいパスワークで翻弄できた時ですが、どんな強豪国であっても、こういった「何をやってくるかわからない格下の攻撃」は最もイヤな攻撃だと思います。
相手側にしたらそのイヤな攻撃を捨ててわざわざ「デュエル」を挑んで来るのは、むしろ与しやすかったのではないでしょうか。

 

最終的にはここ2試合でマリ、ウクライナというさして強豪とは言えない「仮想強国」に対して結果を残せなかったというのが上記仮定の裏付けになると思われます。

 

また、今回の解任に関し協会は海外選手個々にヒアリングしたといいますが、それはコミュニケーションの内容より、手腕そのものの評価を聞いてきたはずです。

常時スタメンではないとは言え、今の日本代表選手はそれぞれのリーグ、チームでそれぞれ現時点トップレベル監督のもとでプレイしています。

 

協会は、「それらの監督と比べてどうなの?」といった質問をしたのではないでしょうか。
 

そして多くの選手から「ハリルは大したことない。」といった返答を聞いたのではないでしょうか。

さすがに能力不足というのは選んだ側にも責任があるので、「コミュニケーション」云々は、ハリルホジッチ氏の経歴を傷つけないことにもなる最低限の理由ではないか、と思います。

協会もぶっちゃけ「こんな実力未知数のオッサンで博打を打つくらいなら、自前でやるわ」と腹を括ったのだろうと思います。

 

本田選手はツイッターで「Its never too late」とコメントしたそうです。

「遅すぎる事はない」というのは色んな取り様ができますが、ここは「まだ十分間に合う。」と解釈しておきたいと思います。