【DAF7】夢★粘り勝ちます【ドランクアカデミーフェス7】 | DAF(ドランク・アカデミー・フェス)

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こんな時だからこそリアル&オフラインのイベントにこだわる主催者・西澤一浩★

正月休み中に読んでて胸熱になった本。

誰が音楽をタダにした?──巨大産業をぶっ潰した男たち
 
論点いろいろある本ですが、
本屋さんで思わず手に取ってレジに走った
動機を書いときますね。
 
我々の界隈でも、

音声セミナーであるとか、
Podcastなんかを
聴いたり作ったりするのに、

大変重宝している、MP3、という方式。
 
そういえば、
こんな便利なものを、
誰が発明したのかについて
気に留めたことがなかったんですよね。
 
私なんかは、
iPodが普及した際に
初めて耳にした単語だったので、
てっきりアップルの人が開発したのかと
思ってたくらい、
 
それくらい
いつどこで誰が開発したのかとか気にしてなかった。
 

まあそんなもんか。
身の回りの便利なものを
誰が作ったとか特許がどうとか
普通は気にしない。

もっと気にすることで、
いろいろ発見とか、
うまくいけば何かの閃きとか
イノベーションとか
ビジネスチャンスとかに
出くわすんではないかとも
思えてきましたが…
 
開発した人自身が
表に出たがらないっていうのも、
それをなかなか知り得なかった理由ではあるか。
 
とにかく重宝してるMP3ですが、
開発した際には、
政治的な後ろ盾とかが無いがゆえに、
 
いわゆる家電メーカーの「規格」みたいなものに
採用されることなく、
 
90年代半ばには
存在が葬られていたんです。

そんな時期にもう存在していたのも
びっくりでしたが。
 
いったん葬られたというか
地下牢に幽閉されてしまったかのうような
存在だったMP3が

意外なきっかけで
世の中に普及していく
過程なども、
この本で知ることができました。

そして音楽業界に与える影響も。
 
逆転が起きたのは
よくある言い回しだけど
 
開発者が
あきらめなかったのが
結局いちばんの要因なのかなあ…
 
途中までぱらぱら立ち読みしてて
 
いったんは挫折した開発者の
当時の心境に想いを馳せ始めるや、
その顛末を知りたくなり
レジでお金払って連れて帰ったんですよ。
 
 
ぶっちゃけ、

MP3の開発者も
その本の著者も

『DAF』に出演することはないと思うけどw


最初は世に出られなかったものが
その価値を認められて
評価をひっくり返して普及していく様子には

ものすごい勇気をもらったんですよね。
 
 
この本に出てくる、他の登場人物しかり。
そして、何年も取材して
書き上げた著者しかり。
 



なんかこう、
月末にかけて
口座の残高が減ってくると

サンクコストだの損切だのという
キーワードも頭をよぎることがありますがw


やっぱり何事も粘り勝ちなんだなあと
再確認しました。
 
という意味で、今年最初のお気に入り本になりました。

去年発売した時にすぐ読みたかったなあ!


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