一周忌の手配 | オカメピィ6歳育児・主婦

オカメピィ6歳育児・主婦

主婦オカメピィです。
2017.5月6歳男児の母、現在42歳!
幼稚園入園2021.4。
療育開始2022.4。
ADHDぽい(診断なし)息子との日々。たまーに関係ない事も。どうぞよろしく。

もうすぐ母が亡くなって1年。


今回の内容はあまり良い内容ではないので、苦手な方はそっと閉じたほうがいい。


もうすぐ一周忌というのに、グチや母への黒い感情が中心だから。



そう。もう一周忌だ。


継父はあてにならないだろうから、姉に電話してどうするか決めた。


うちは親戚もいないし法事は簡略化したいと思っている。


その意思も姉に伝えた。

だけど姉と私の考えはちょっと違ったみたい。


とりあえずお坊さんの日程は確保。塔婆も依頼済み。


来年の三回忌は塔婆のみか、お参りだけでいいかな‥とさえ思っている。


もちろん姉がきちんとやりたいと言えばそれでもいいんだけど‥。


「あんたって薄情だよね。」


と姉に言われる。


月命日にお墓参りに行けなかった時も同じ事を言われた。


毎度月命日に行くのは無理だし、遠いし、無理して墓参りに行くのもおかしいと私は思っている。


なので、私は月1で行ける時に母に会いに行く。


姉と仲が悪いわけではないが、昔から考えが全く違う。


なんというか‥血が繋がっているとは思えない。


見た目もちっともにていないし(姉はハーフ顔で私は和顔)


頭も運動神経もコミュニケーション能力も姉の方が優。私が劣。


他人からみても情に厚いのが姉。

薄情な私。


母には感謝している。

もっと生きてて欲しかったって思ってる。


だけど


終わって良かったと思う自分もいて、やっと自分の生活に戻れてホッともしている(こういうところが薄情かな)


介護中は姉が継父についても腹を立てて

私はそれを聞くのが嫌だった。

今回も継父の事を怒っていた。


わかるけど

わかるんだけど

継父も自由で結構!勝手で結構!むしろ今元気ならここで縁を切ってもいい(別に悪い人ではない)


だったらね、次からはもう、お参りだけでいいんじゃないかい?と思ってる。それだけ。


揉めるとね、母の良い思い出より辛かったことを思い出すのよ。


子どもの頃たくさん言われた

「おまえは何をやってもダメだね」って言葉。

これは呪い。

「薄情だね」と姉に言われた時に母の呪いの言葉がフラッシュバックしてきた。


今もこの呪いに負けそうになる。


どうせダメなんだからさっさとダメになっておこう‥と思っちゃう癖がある。

自らダメにすればテヘペロできる。

相手の為に自分の意見だって変えてしまう。


親の言葉って恐ろしいねー。


今は呪いを解くように奮闘してる。


自分の良いところ探し中。


相手に合わせても自分の意思は大切にしたい。

つまりは自分を大切に考えてあげたい。


母にはちゃんと手を合わせたい。


私の為に料理を作ってくれた。

働いてくれた。

私は大人になれた。


感謝するには充分。


だけど

もし、まだ介護が続いていたら(生きていたら)感謝する気持ちはなくなっていたかもしれない。


多分私が壊れていたかも‥とさえ思う。


継父や姉は少しでも長く生きてくれるならと治療を考えていたけど私は反対だった。


治療しても死ぬ。


痛みもなく生きられるならアリだけど、現状維持で少し延命ならしたくない。ただ介護の期間が長くなるだけ。


私は母よりも家族との時間を大切にしたかったから。


介護に覚悟を決めたのは終わりが見えていたから。


そういえばロストケアって映画あるでしょ。



これ見た。


凄い‥ヤバイ‥映画なんだけど


まさにリアルな介護の様子があった。


目を背けてはいけない。

全員ではないけど、突然この映画のような日々を過ごさなければならない日がくる。


終わりは亡くなった時。


でも母とお別れした後に夢で再開。


安心して。夢で会える場合がある。


母は歩けていた1年前の母に戻っていて、白いシャツとスカートをおしゃれに着こなしていた。

お気に入りのブローチ してた!


ほとんど喋っていないけど穏やかな顔をしていた。


母に「凄い!歩けるようになったんだね!お姉ちゃんも呼んでこようか?」と言ったら

「自分で会いに行くから」と。


「それならちょっと待ってて。お茶でも‥」と母とは逆の方に歩いて、しばらくして振り返ったら居なくなってた。


そしたら母はもういないのに振り返った後私を呼ぶ声がして、しばらくこだまして目が覚めたの。


ちょっと寄ってくれたのかも?


姉にその後母が来たか聞いたけど来てないって言ってる。気づかなかったみたい。


1年経って母はまた見てるのかな。

どうかな。


もう母は次の場所へ行ってしまったと思ってる。


そんな気がする。