大好きに思うスタッフの退職が6月末に決まり



彼女が書類の整理をしにお店に来た7月1日。







その日は、
わたしは休みだったのだけれど





7月2日である昨日、わたしのチームのスタッフに
〇〇ちゃん、元気だったかな?と聞くと

「〇〇ちゃん、元気そうでした。

今日は、わたしと由香さんが居ること伝えてるから、来るかもです」



そっかそっかえーん
元気だったかえーんラブラブラブラブ

辞めることが決まって、やっと気持ちも休めるかなえーんキラキラ



そんなことを思った。




「そして、、
〇〇ちゃん、色々片付けてたら、
鍵が出て来て。

“この鍵なんだろう?”ってなって

それ、ロッカーの鍵じゃない??って
話になったんです」


スタッフの使う鍵付きのロッカーに
ひとつだけ
鍵が開かない
鍵が見当たらない
開かずのロッカーがあった





わたし達スタッフは、
みんな

元々がお客様で、
そして、お客様時代からの自分の担当者がいる。




その担当者の愛情や想いが
体や心に伝わって
わたし達はここに居たりする。





その鍵は、
退職する彼女が
入社するとき
担当者からもらった鍵だった。





彼女の担当者は、
彼女と一緒に働くことは叶わず、
ちょうど彼女が入社するタイミングで結婚退職して、
働くことはすれ違いだった。





それでも、
大好きで
想いが繋がっていたから、
彼女は入社してくれたのだった。






開かずのロッカーを開けると、、、



そこには、
彼女の入社を祝う
彼女の担当者からの祝福とメッセージが






6年越しに

まさかの
このタイミングで。





聞きながら、
わたしも泣きそうになったんだけど




「そこにあった手紙がやばくてえーん
コピーとらせてもらいました」








それは、
6年前に入社する彼女に向けた
彼女の担当者からの
この仕事の心得というか、、、



この仕事をする上で大事だと思うことや


この仕事をする中で大切にしている想いだった







それは、
今いるわたし達にも

とても
とても

心に響くものだった。











いろんな項目があって




休み

「少ないです。」


めっちゃ笑った😂


そして、次の言葉に
そうだなぁ。って、
思った。


「でも、休みの日に自分のお客様が来店されるとなると、
出勤したくなる魔法にかかります。
それくらいお客様を好きになって下さい。

外せない用事があるときは無理せず、用事を優先しましょう。
そうしないと後々爆発します。」






給料

「これまた少ないです。」


これまた笑った🤣🤣🤣🤣🤣




「でも頑張り次第でいくらでも良くなれます。
でもお金にかえられないくらいの何かがあります。
それはきっと〇〇さんがこれからたくさん感じていくことだと思います。
他のどの会社でも感じられない、素敵な仕事です。」





色々、読みながら、
涙が出た。





なんてタイミングで、
なんてタイミングで、、、



辞めるスタッフにも
今、まだこの仕事を続けるわたし達にも


それぞれのストーリーが交差する

今だからこその
ギフトのような言葉達だった。







何かから転職してまで
ここに来たわたし達。



ここで働くことが


幸せであるように、
祈り、応援されてきた





それがずっと繋がって来たこと



想いが繋がってきて今があること


思い出した。







今、わたしにも
すごく励まされる言葉達だった。










そして、昨日の夕方、
退職するスタッフがお店に来てくれて、

会えた。

すごく、嬉しかった。






「ごめんなさいえーんと言う彼女に


「生きてくれていたら、
それだけでじゅうぶん」



そう言った。




それしかない。





わたしが落ち込んだとき、


「由香さん、居てくれるだけでいいです!!

由香さんが居るだけで嬉しい
お客様のときから、今も
ずっと思ってます!!」


全身全霊で言ってくれたその言葉は、
わたしを繋ぎ
今もずっと残っている。








「わたし、
病院に行く背中を押せたこと、良かった。って
そう思ってるんだ」

そう言うと



「やっぱり、
背中押してくれたの、由香さんだったんだ、、」


「上に「人が少なくなるとか言ってる場合じゃないですよ!絶対、病院も行かせた方がいい」って伝えて、
きっと、〇〇ちゃんは、今解放してあげた方がいいと思ったから。

心が壊れきってしまってからではダメだ。と思ったから」




そう伝えながら、
色々、顔を見て
目を見て
話しが出来た。






本当に、
この数ヶ月で、
人が少なくなった。




居なくなった人もいても、
それでも、居てくれる人もいる。



そして、居なくなったとしても、
これまでが無くなりもしない
奪われもしない。






きっと、
これからすることは、


もっと、
わたしもわたしを大切にすることなのだろう。


人が少なくなったからこそ。



わたしもわたしを大切にする時なのだろう。


そうしながら、
それでも今いてくれる子の
心と体やプライベートな時間を守ったり大切にしながら、

みんなで幸せに働くことなのだろう。