抗がん剤治療の入院しました。
先ずは、母のひとつしかない腎臓が抗がん剤に耐えられるかが問題
入院してこの二日間は、腎臓の検査
ワンクール目の投薬開始の予定
母は、相変わらず笑顔です(*´꒳`*)
前回は、手術室に向かう母に
いってらっしゃい！
後で 会おう！
と、手を振ると笑顔で
イヤやなー
このまま帰ろかー（笑）
と、駆け足ポーズで腕を振りながら
ふざけた顔で笑って返してくれた
手術後の母は、その真逆の苦痛な顔で
息をするのも辛いほどとても苦しんでいた。
痛い。痛い。と顔を歪めて。
その姿が可哀想で私が泣きそうになった。
この病気がわかってから母に
がんばれ！
と、一度も言ったことがない。
ガンバレ！は、全部ひっくるめた言葉に思えてしまう。
略語のように軽く聞こえるようで、言えない。
上手く言えないけど、とにかくガンバレ！とは
とは言ったことがない。
言われなくても、母は頑張っている。
精一杯、頑張っている。
今回の、転移の結果は、母にどう声をかけていいのか正直わからなかった。
母には、
もうね、腫瘍が消えることだけを考えて。
それ以外のことは考えない。
腫瘍が消えてく事だけを想像するの。
そう言った。
母は、
わかってる。と笑った。
こんな状況でも、笑ってくれる。
私の前では泣かない。
私も、この件では、母の前で一度も泣いたことがない。
私が泣けば、母も我慢ができなくなると思う。
お互い我慢しないで素直に弱い一面を出してもいいのかもしれないけど
母は、私に笑顔しか見せないから
私もそうする。
母は、自分の事だけを考えていればいい。
私が泣いてしまうと、母が私を心配するから
私は、いつもと同じ、変わらない、変えないことを頑張る。
自動扉のガラス越しの母
本を読むことが好きなので、本を看護師さんに託すと、
母が、ラウンジまで来た。
ガラス越しだけど、写真を撮れと言うので2人でピース
