癲癇のお話 | ٩ ಠ_ಠ و Jewel♡

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クリスマスイブに来た保護っ子 Jewelの日記
繁殖犬リタイア 保護っ子卒業 !
癲癇との戦いに勝つ!٩ ಠ_ಠ و
第2のワン生 楽しく行くぞっ\ಠ_ಠ/ハイ♡

 
 
 
 
 
今日はジュエルの癲癇の話です。
ちょっと長いお話しになります。
 
 
 
まず、先に…
ジュエルの癲癇は、繁殖リタイア、保護犬だったこととは、全く関係ありませんので
どうか間違った解釈はしないようにお願いします。

 
どこから来たコでも発症の可能性はあります。
ペットショップでも、ブリーダーさんからでも・・
また、癲癇の要素があっても、パピーの頃は何事もなく過ごしていても
成犬や、高齢犬になって初めて発症するコもいます。
 

 
私の友人は、ブリーダーさんからの譲渡で、癲癇を発症しました。
このコの発作の症状はジュエルとは異なります。
発作の頻度は数か月間隔
数ヶ月に一回の発作は20分を超えるそうです。
彼は、発作の痙攣で突っ張る手の爪が家具に引っかかり反ってしまい、
指の付け根から爪が取れてしまいました。
ご存じの通り、わんこの爪は血管と神経が通っています。
爪が取れてしまった時の意識はないので痛みは知らずに済みますが、その後、意識が戻れば痛みはわかります。
しばらくは、歩行する度に痛みと出血でとても可哀想でした。
 
 
 
ジュエルの発症は、私がもっともっと配慮をしてあげていたら、
もしかしたら、今も発作は起きていなかったのかもしれません。



 

最近のジュエルですが、MRI以降も、ずっと週イチペースで診察を受けています。
 
梅雨から大雨、そしてこの異常な猛暑、
そんな中、ジュエルにも警報が発令しておりました。
そして、今から来る夜中の台風上陸・・
今晩は、ジュエルも注意報 発令ですಠ_ಠ!
 
 
 
MRI検査後、脳腫瘍ではなかったことがわかり安心しましたが
癲癇は、新たに薬を追加しての治療が始まったにも関わらず、
残念ながら、状態は期待に反して、良くなってはいません。
不安は続いています。
 
 
 
話は初期の頃に戻りますが、
最初の診察では、癲癇の原因に脳腫瘍が疑われました。
でも、脳腫瘍の痙攣症状と、ジュエルの発作の症状は異なるのではないか…ということで
この時点での脳腫瘍の疑いは、一旦除外され
今後、治療をしていく上で、悪い方へ症状が変化したら次はMRIを撮りましょう。
ということになりました。
 
 
 そして、最初の癲癇の治療がはじまりました。
なかなか、発作を止めることができないまま、
頻度は更に週2回ペースになってきたので
MRIを受けることに・・・



血液検査やレントゲン・・・すぐに確認できる検査に比べ
胃カメラや、髄液検査、CT、MRIなど・・全身麻酔を伴う大がかりな検査は、
体へのリスクもあります。


設備のある病院に紹介していただき検査。
検査の間は、大きな発作を誘発する危険性の説明を受け
心配で落ち着かない1日でした。
このことは、以前もブログにし、
みなさんから励ましのお言葉や、元気玉を頂いたりで、
大変心強い思いで感謝しております。



 
治療は、後悔のないようにしたいと、先代たちの時に、いつも思っていたこと。
なのに、ジュエルの治療には、不安ばかりで本当に情けないです。
 
 
 
 


ジュエルは何に反応して発作を起こしているのか…
 

癲癇、脳が反応していまう要因には、いろいろあり、
 

金属音に反応して起きる発作
大きな音で反応して起きる発作
睡眠の深さのタイミングで起きる発作
 
また、食事を変えたことで発作を起こした子もいるそうです。
食事を元に戻すことで発作は止めることができたそうです。

 
その他
叱られて発作を起こす…
寂しくて発作を起こす…など
他、原因がわからない発作も多いのだそうです。
 
 
 

今、ジュエルは、まだ治療を探っている段階です。
複数のことを一度に試してしまうと何が効いているのかわからなくなってしまうので
今は、病院から処方された薬とサプリメントに頼る他ありません。
薬の量を少しずつ、少しずつ変えながら、
血液中の濃度、どのタイミングで発作を抑えることができるのか
ジュエルに合うことを確認している段階。
未だ、その段階です。
気持ちは本当に焦ります。
 
 

 
ジュエルは、先週金曜日、夜中1時50分に発作を起こしました。
いつも枕元には、照明のリモコン、座薬、スマホを置いて眠ります。
慌てて起きたものの、頭がぼーっとなっていて
枕元の座薬を取り出す時、手元から吹っ飛んでしまいました。
 
 
早くジュエルに入れてあげないといけないと焦り
ジュエル容態を確認しなければいけないのに
吹っ飛んだ座薬を探すのか
新しいのを冷蔵庫まで取りに行くのか
頭で一度のことを同時にしようとし
思わずパニックになってしまった自分。
 
 

たまたま、家に帰ってきていた娘が気配で起きてきてくれ
落ち着いて座薬を見つけ、ジュエルの様子を確認してくれました。
既に、発作は座薬は必要ない状態まで落ち着いており
発作がおさまりかけたジュエルの口から横にダラリと出てしまっている舌に気づき
口中に入れてくれてくれたのも娘。

よく気づいてくれたな…と少し驚きましたが、
娘も、わたしと同じく毎晩 ジュエルを気にかけてくれているのだと
改めてジュエルは、ウチの子になる運命だったのだと勝手な思いでいます。
 


 
実は、ジュエルが癲癇の治療を開始して間もなく
先生がジュエルの発作の状態を確認す手段として
発作の状況をスマホで撮影することになっていて
それは、今でも定期的に続いています。
 

 
これが、なかなか精神的にキツイのです。
夜中の発作は、いつもジュエルの痙攣の音で目が覚めますが
目が覚めたときは、すでに発作は起きています…
 
 
眠る時は、いつ発作が起きてもすぐ対応出来るよう
枕元に座薬と、照明のリモコンとスマホを置いて就寝しているにも関わらず…  
飛び起きたときのわたしの手は、動画を撮るスマホより、
ジュエルに向いてしまいます。
 

あ、録画・・と思い出すころには発作はやや治まりかけていたり…

 
発作 → 枕元のリモコンで照明をつける → スマホ動画撮影….

 
言葉にしてしまえば、たったこれだけのことがなかなかできませんでした。
目の前で痙攣を起こしているジュエルを撮る。
 
可哀想で、涙は出るわ。鼻水は出るわ。手は震えてしまうわ
やっと撮れた動画を後で確認すると
一体、何を撮っているのかわからないくらいブレブレ。
本当に情けない。

 
それでもなんとか観られる動画を撮れ、初めて動画を確認した先生の一声は、
 
 
わぁー。強いなーーーこれ…
 
 
先代次女わんの腎不全の時の痙攣は、ビーーーーンと全身が真っ直ぐに硬直し、
グググッと歯を食いしばり歯ぎしりの音が聞こえる。というものでした。
意識は戻ってからは、本当にケロリと通常に戻る。
 
 
ジュエルの場合は、全身がすごい勢いで小刻みに痙攣するので
身体全体からカッカッカッカッと音が聞こえてくる感じ。
舌は、出てしまい濃いヨダレが出続けます。
目は真っ直ぐ見開いたまま、そして失禁しています。
徐々に部分的な痙攣になっていき、
全身の痙攣がおさまりかけると とても苦しそうな息遣いです。
この時、まだ意識はなく、半身だけ硬直していたり、イビキが出たり…
眠っているかのように静かになったり。
少しずつ痙攣は部分的におさまっていきます。
しばらくすると意識が戻りサクッと起きて2時間くらいの徘徊が始まります。
徘徊は毎回同じ。
 
 
この動画で、全身の痙攣の間、ジュエルは呼吸も上手くできていないことがわかりました。
 
 

 
徘徊の間は、興奮状態で呼んでも声は聞こえていないのか
わたしと目を合わせようとしません。
抱っこしようとしても動きを止められたことに対し
暴れてしまい抱くことはできません。
徘徊も、かなりのスピードで歩き回るので、息が切れていますが
やめさせよと無理に抑えても、それ以上に暴れるのでジュエルの好きなようにさせます。
私は、近くでケガのないように見守るだけ。
 
 


どんな病気を患っても、治してあげたいと思う気持ちは皆、同じ。
治らないのなら少しでも発作の回数を減らしてあげたい。
 
 
 
 
初めての発作から毎日、癲癇日記をつけています。
 
天気、風、時間、発作の回数、発作の様子、その日の出来事…
前兆を見つけるために。
前兆がわかれば、事前に防ぐことができるかもしれない。
でも、共通点が見つからず・・というより
共通点がありすぎると言ったほうがいいのかも・・
発作の間隔が短いことで、変化があまりみられない。
 
 
でも半年経って、少しずつ発作の前兆のようなものが見えてきました。
 
 

ひとつは、トイレ
ジュエルは、家でのトイレ率100%ではありません。
でも、ジュエルはトイレの場所は、キチンを解っています。

オシッコをしたくてトイレまで行くのにも関わらず我慢してしまいます。
トイレでぐるぐる回りつづけたり、リビングとトイレを行ったりきたり
我慢しきれず、慌てて違うところでしてしまったり。
 
トイレが解らなくなってしまったかのような行動です。
失敗は、毎日、毎回でもなく、
トイレでできる100%の日もあります。
なんで、解っているのにできないんだろう…と
観察しながらいつも疑問でした。
 
 

これに気づいたのは、
発作の間隔が2週間 開いた時。
発作のなかった2週間はトイレの失敗はなく、
トイレに行っても直ぐに済ませることができていました。
トイレ率100%
普通におトイレができていた2週間
発作も2週間なかった。

2週間発作の間隔が開くことが滅多になかったので、
何故 トイレの場所がわかっているのにできないんだろう・・・
と単純に疑問でした。
 


それに気づいてからトイレの失敗回数も記録に加えることにしました。
すると、発作が起きた日は、トイレの失敗が明らかに多く、
トイレをしたい様子でありながら、我慢をしてしまいトイレに行ったり来たりを繰り返す。
 

くるくるくるくる ひたすら回っていたり。
トイレの場所はわかっていて、トイレまで行くのに
何度も往復し、全く違うとこでしてしまう。
 
 
おしっこをしたいのは、見ていてすごくわかるのですが、
上記のような行動をひたすら繰り返し、
出るまでに2時間くらいかかることもあります。
 
 
初めは、膀胱炎の再発も疑いましたが匂いも、色も変化なく
膀胱炎検査の結果も異常なし。
 
 
 
 
次に
夜の寝つきが悪い。
ベットの上で、何度も何度も寝返りを繰り返し、眠れない様子
これは、先のトイレの失敗と発作の繋がりを疑った頃
トイレの失敗が多かった日に、発作の予兆の可能性を予測し
夜中、寝ずに観察をしてみました。

 
この日、ジュエルは暗い部屋の中で、
何度も寝返りを繰り返し、寝つきが悪そうな様子。
そして、その日 夜中2時頃 発作が起きました。
 
 
先生にその様子を伝えると、
前兆のヒントを見つけることができたのかもしれない。ということで
発作の対策として、事前に頓服として薬を飲ませでみることになりました。
 

 
自分が感じた前兆は、まだ はっきりしたものではありません。
なんとなく、うっすらしたものです。
半年も見ているのに、はっきりした前兆を見つけることができず
自分が本当に情けないです。
 
 
 
ジュエルは、本当に良い子で頑張っています。
苦い薬も、薬を混ぜたご飯も、嫌がったことは一度もありません。
ジュエルは、治療に対しての苦労を全く見せず、本当に親孝行な子です。
おトイレの失敗も、本当はジュエルの意思ではないと思っています。
眠りたいのに、眠れないなんて、人間でもツライこと。
 
 
 
 
癲癇について、応援や、メッセージでご意見やアドバイスを下さった方々
私の質問に、ご丁寧にお返事を下さった方々、
また、同じ病気をもつ方から頂く情報は大変ありがたく、
大変大変感謝しています。
ありがとうございます。
 

 
長文になり、以前にも書いた内容と同じことを何度も書き綴ってしまいました。
 
 
今晩、ジュエルに発作が起きませんように

皆さんのところに、台風被害がありませんように。