ある日の幸せな 夢 | Blue in Blue fu-minのブログ〈☆嵐&大宮小説☆〉

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嵐、特に大野さんに溺れています。
「空へ、望む未来へ」は5人に演じて欲しいなと思って作った絆がテーマのストーリーです。
他に、BL、妄想、ファンタジー、色々あります(大宮メイン♡)
よろしかったらお寄りください☆





旅に出よう どこかへ


コンサートとコンサートの 隙間でいい


取りあえず 列車に乗ろう



国民的アイドルだって 知られてない場所が きっとあるよ


山の中の単線を 1両編成の列車が走っているような


すれ違った列車が 無人駅で線路を譲り合う様な そんな場所



トンネルを抜けたら 海が見えてさ


終点の 海の名前がついた駅で降りる


腰の曲がったばあちゃんが 端っこの方で降りて ちょっとよろめいてて


大丈夫かなって 見てたら


意外とスタスタ おれ達を追い越してってさ


なんか わけもなく おかしくって…



改札を抜けたら、俯いていた顔を上げよう


暑っ苦しいマスクを外そう


眩しい空を見上げよう


きみはおれの隣で あははって 始めて聞くような大きな声で笑ってさ


ふと気付いたら 波の音が聞こえてきて


走って 走って 走って…



ダンスナンバー踊るよりも息が切れるって どうよ?



ようやく辿りついた砂浜に ふたりで転がる


はあはあと上下するきみの胸に そっと耳をのっける


きみの鼓動と おれの鼓動が 重なり合って


溶けて 混じって やがて静かになって


おれは そっと きみの肩を抱く



この時がずっと続けばいいって きみは 目を閉じる


なめらかな頬に付いた砂を 指ではらって



ふれるだけの優しいキスをする



やがて 日が暮れ 海がオレンジに染まる


海に還る太陽を 肩を寄せて見つめる


互いの瞳の中の ゆれる光が消えるまで


じっと 動かずにいよう



この 一秒 この 一瞬


きみがいてくれてよかった



そして おれは気付く そうか きみが隣にいるなら


きっと どこだって ふたりの セカイだ
 


ふたりだけの アナ … ザァ … ・ ワァルド… 















二「リーダー、ほら、起きて。そろそろリハの時間だよ」


櫻「えー、智くん、まだ起きないの」


二「そーなんだよ。翔ちゃん、どうしよう」


相「えーっ、リーダーまだ寝てんの? ンフフフ、なんか、ゆうべ、よっぽど疲れ

  るようなことしたんじゃないのっ?」


二「あなたたちじゃあるまいし、ちゃんと、早めに済ませてすぐに寝ました」


櫻「って、な、なにを?」


相「そーだよ、俺たちだって、一回しか…」


櫻「相葉くん! 君は何を言おうとしてるのかなっ? あせり


二「…翔ちゃん、顔、真っ赤だよ」


相「それよりさ、リーダー、すっげー幸せそうな顔してない?」


櫻「ほんとだ、一体、どんな夢みてんのかな」


二「そりゃ、あなた、オレとね、いろいろね…」


相「もーちょっと 寝かしといてあげよ。松潤がきたら起こそうよ」


櫻「そうだね、なんか、この顔見てると、こっちまで幸せな気分になるしね」


相「やわらかそうなほっぺ、触りてー」


二「ちょっと、リーダーは、俺んだからね。見るだけにしてよっ」


大「…ん、んっ、に…の…っ (スースー)」


二「ほらねっ!」


櫻・相「はい、はい」



  おわり