Tell me why 28 | 01-maiのニノ & 3児の母ちゃん blog

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嵐・二宮和也❤︎に関するつぶやき〜

夢で会えたお話。
妄想のお話。

カズさんは私の勤務時間中に、メールはあっても電話をしてくることはまずない。

それが今日。

昼休みで携帯をチェックすると、カズさんから着信が入っていた。


1回だけなら  間違ったかな  で終わるけど、3回の着信とメールが来ていた。

≫至急連絡ほしい。



何かあったんだ。どうしたんだろう。


「今日、ちょっと外で食べてきます。」


「珍しいね。行ってらっしゃーい!」

急いで外へ出て電話をかける。が繋がらない。

とりあえず近くのベンチに座って、膝の上でお弁当を食べることにした。


一口、二口、口に運んだところで携帯が鳴った。


『アコ?ごめん、大丈夫?今。』


「うん、どうしたの?何かあったんでしょ。」


『今日さ、会う予定なかったけど夜ちょっと寄るから』


「あ、うん。分かった。で、どうしたの?」


『うーん。夜にきちんと話す、あとで。とりあえず…知らない人にもし何か聞かれたら、知らないって答えて、相手にしないで。
ごめん、アコ。そばにいてやれなくて。必ず夜いくから。悪い、もう行かなきゃ。』


「あ…うん、いってらっしゃい…」



一体どうしたと言うんだろう。

知らない人ってなんだろう。

きっとカズさんのお仕事に関係することなんだろうけど。



.

幸い私は、カズさんが心配するような “知らない人に話しかけられる” ことはなく、家まで帰ってきた。

心配しているであろうカズさんに帰宅メールをしておく。

>ただいま帰宅しました。
誰にも話しかけられなかったよ。
お仕事、どのくらいに終わるかな?今日はシチューだよ。お疲れ様。


今日の夕食はとりあえず、取り置きのきく物…ってことで、シチューにしてみた。

カズさん食べるか分からないし、食べるとしてもいつ帰るか分からないし。


私とカズさんには変なクセ?こだわりがある。
シチューをご飯の上にかけて食べるのだ。

小さい頃友達の家でやって驚かれて以来、私は人前ではやらないことにしていた。
けど、初めてカズさんとシチューを食べた時、カズさんがシチューをご飯の上にかけたことでとても盛り上がった。

その時のことを思い出して1人ニヤニヤしながら先にご飯を食べた。




寝る用意も全部済んだ頃、携帯が鳴った。

≫今終わった。車乗ったら電話するから。

そして少ししてから電話が鳴った。



『アコ、お疲れ。』


「お疲れ様。カズさん、ごはんどうする?」


『食べる。だから少しにしといたんだよね、弁当。』


「ふふ、そうなんだ。了解。じゃ、気を付けてね。」


『おぉ、じゃ。』



いつもの通り、私はカズさんの帰宅を待った。
ベランダからカズさんの乗る車を待つ。

あ、来た!

しかし、その車はいつもの所で停まらず通り過ぎて行ってしまった。
そっくりだったけど、違ったのかなぁ。じゃあカズさんの車はまだかな~。そのままベランダで待っていると、



ガガッ カチャン

鍵の開く音がした。


え⁉︎帰ってきた!やっぱりさっきのそうだったんだ!


「おかえりなさーい!」


『ただいま。いい子にしてたか?』


「うん、してたよ。いい子にしてた?」


『おぉ、当たり前。』


「ねぇカズさん?今日はなんでいつもの所で車停まらなかったの??」


『あ、あぁ。地下まで行ったんだ。色々あってね。あとで話すよ。ちょ、先風呂いい?』







カズさんがお風呂から上がるタイミングをみて、食事の用意をする。
カズさんは、ごはんの上にかけてあるシチューライスを満足気に見ると、大きなスプーンで数口連続で頬張った。

あっという間に平らげたカズさん。


『ごちそうさまでした。あぁ旨かった。正解よ、やっぱ。弁当よりコッチとって。』


「ふふ。それは良かった。で、そろそろお話聞いてもいいかな。ずっと気になってるの。」


穏やかだったカズさんの表情が一気に曇る。


『アコ、こっち』

カズさんはソファに腰掛けると、自分の隣に座るように言った。

言われた通り隣に座る。



スゥー  フゥーー

大きく深呼吸するとカズさんは、ゆっくりと話し始めた。