「派遣」で病院や介護施設を働く中で感じたことです
定年退職してからは「老後はゆっくり好きなことをすることができる」と今までは思っていました💦
ただ派遣で色んな病院や施設で働くなかで定年退職どころか70代でも元気に働いている現実
介護施設で学んだ事 | 落ちこぼれナース (ameblo.jp)
ケースその1
派遣で最高年齢90過ぎの医師90過ぎの医師と勤務したことがあります
しかもコロナ渦で私の住んでいる都道府県最大クラスターを出した施設でした(場所は非公表)
当時はコロナ感染が流行り始めたころで、派遣で勤務していた某介護施設は約100人の感染者を出し、毎日のようにニュースや新聞、メディアに取り上げられ介護職員や看護師、そこで勤務している職員も精神的に追いやれていました
その中で一番コロナ渦で入居者や職員を守ったのは常勤92歳の医師でした
医師とは言え90超えており、本人も様々な疾患を患っていました
その中で日々休むことなく毎日入居者や職員を守りながら勤務して姿をみて、
本当に尊敬する反面
「死ぬまで働く時代」と感じてしまいました
ケースその2
現在の働いている派遣先の病院で60代の看護師が居ました
私は派遣で今の病院に勤務したばかりなので解らないことは、その看護師に聞いていましたが、ある日「私に聞かないで、あなたの方が先輩だから」と言われ
思わず
「ん?この人何言っているの?」と思ってしまった
その後、私に
「ごめんね。私、25年ぶりに看護師復帰したばかりだから、全く解ってないの。結婚してから夫の自営業を手伝って来たんだけど、経営破綻してね💦生活が成り立たなくて、最近看護師に復帰したばかりなの。しかも25年ぶりに」
「看護技術や物品、法律も変わっているし全くついて来れないのよ。しかも認知症も結構増えてびっくりしている。年を取ると中々自分で仕事が選べなくて」
「だから今ね、放送大学に入学して学び直しているのよ」
すっ凄い
今の自分でも「正直働きたくない」 「楽な仕事はないか」と思っている今日この頃なのに・・・
今は「生涯現役で働く時代」になっている現代・・・
本当に頭が下がります