甘えさせる、躾を手放すという児童精神科の先生の方法を続けました。


 

そのような対応を続ける中で、どんどんわがままになっていく次女。

わがままというよりも、行動が激しくなってきました。

・帰りたくないと道路で泣き叫び、座り込んで動かない。とか、

・ルールを守れない友達が許せなくて、怒って大声で泣いて、遊ぶのをやめてしまう。とか。

今までのみたことのない次女の姿に戸惑いましたガーン

 

次女は保育園のころは、とても穏やかで聞き分けも良く、保育園でも良い子。

みんなの前でお手本をやらされたり、誰とでもトラブルなく仲良くできると先生からも信頼され、困ってる子や一人でいる子に声をかけていたよう。

でも、仲良くしているように見えて、次女はいつも友達に譲ったり、優しくして、自分のことは後回しでした。


そんな次女が、対応を変えるとまるで赤ちゃんに戻ったみたいに、我がままになっていきました。

 

これは、主治医の先生が曰く、退行。

一旦、精神年齢が幼い頃に戻って、育ち直っていると説明を受けました。

わがままで激しいのは順調な証拠だと。

精神年齢が1歳くらいの赤ちゃんのようになるまで戻ったら、成長が始まり、たくましい次女になるから。と言われました。

 

うまくできないけど、躾はしないよう、本人の気持ちだけを大切にして、私は我慢して我慢して。大好きだよ。と何度も抱きしめて、笑顔でいるようにしました。

 

この対応を始めたのは次女が小学1年生の時。

今は高学年ですが、前のような良い子ではなくなりました。

みんな大好き!と言っていた長女は、今は嫌いな子もいるし、家では愚痴愚痴、文句も言う。そして、クヨクヨよく泣きます。我慢せず、甘えるときは甘える。

すべて友達に譲るのではなく、意見も言うし、嫌なことからうまく逃げるようになりました。

でも、自分のやりたいことはとことんやり、ここぞのときには挑戦もする。子供らしい子供になりました。

なにより明るく、面白い。

かなり自己中になるのでは。と、心配もしたけど、友達には嫌な子であっても困っていたら優しくするし、助ける。

ルールは守れる。

判断はちゃんとできるようになりました。


保育園のころは、慢性的にお腹が痛く、原因不明の足の神経痛、そして、ほぼ毎日、夜間に悪夢で何度も起きて泣いていたのですが 

不思議と腹痛はかなり減り、足の痛みはほぼなくなりました。悪夢で夜中起きることも、ここ4年で1度だけです。


登校は安定したとは言えず、たまに休むことはありますがほぼ毎日登校していますニコニコ


この子育てが正しいかはわかりません。

それに、これからどうなるのかはわかりません。


でも。たぶん、次女の気質、私の性格と育て方には、そうすることが、マッチしたのではないかなぁ。と、今のところは思ったりしています。