「くみちゃん、ここんとこ持ってくれる?」
「ん、いいよ~」
ちゃーちゃんにフラれたわたしは、夏休みの友を広げてぼんやりしてたくみちゃんに助けを求めた。
「こんな感じ?」
くみちゃんは器用にベタベタをよけながら、
「あ、こうした方がいいかも」
なんてアドバイスも盛り込んで手伝ってくれた。
「ハネ動くかな~」
「ちょっと待って…………動いた( ^∀^)v」
くみちゃんとわたしがもうすぐ完成を目前にしたまさにその時、
ちゃーちゃんが鬼みたいな怖い顔でわたしをにらんだ。
にらんで、そしてわたしの扇風機を床に叩きつけた。
あーーーーーーっ・゜・(つД`)・゜・
田代おもちゃ屋にひとつしかなかった扇風機がー・゜・(つД`)・゜・
お兄ぃに小遣い借りて「分割払いでお返しします」と念書まで書かされて買った扇風機がー・゜・(つД`)・゜・
「ちょっと!何すんのさっ(`□´)」
くみちゃんがちゃーちゃんに怒って言うと、
「先にあたしに手伝えって言ったの、かぼちゃちゃんじゃん!あたしがちゃんと返事しないうちにくみちゃんに頼むなんて、悪いのはかぼちゃちゃんじゃんι(`ロ´)ノ」
ちゃーちゃんがその何倍も怒って言った。
そして、
「謝んなさいよ!かぼちゃちゃんに謝んなさいよ!」
気の強いくみちゃんにビビる風でもなく、ちゃーちゃんは「ふん(# ̄З ̄)」と教室を出て行った。
あんなおとなしい子を怒らすなんて、
腹の底から声を絞り出すほど怒らすなんて、
わたしは壊れた扇風機よりもそっちの方がショックだった。
「びっくりしたー。あいつ、でっけぇ声出せんじゃん!」
いや、くみちゃん、
でっけぇ声出させた張本人が言うのもなんだけど、
たぶんちゃーちゃんは休火山なんだよ。
油断してると、火の粉飛んで来るのさ。
その日以来、ちゃーちゃんとは特に意識したわけでもないのに、1回もしゃべらないで4年生を終えた。
5年生でクラスが替わって、さらに距離ができて、大人になった今もあの鬼の形相しか思い浮かばない。
わたしがあんな顔をさせちまった反省を込めて、今ちゃーちゃんの笑顔を必死で思い出そうとしているんだけど。
「ん、いいよ~」
ちゃーちゃんにフラれたわたしは、夏休みの友を広げてぼんやりしてたくみちゃんに助けを求めた。
「こんな感じ?」
くみちゃんは器用にベタベタをよけながら、
「あ、こうした方がいいかも」
なんてアドバイスも盛り込んで手伝ってくれた。
「ハネ動くかな~」
「ちょっと待って…………動いた( ^∀^)v」
くみちゃんとわたしがもうすぐ完成を目前にしたまさにその時、
ちゃーちゃんが鬼みたいな怖い顔でわたしをにらんだ。
にらんで、そしてわたしの扇風機を床に叩きつけた。
あーーーーーーっ・゜・(つД`)・゜・
田代おもちゃ屋にひとつしかなかった扇風機がー・゜・(つД`)・゜・
お兄ぃに小遣い借りて「分割払いでお返しします」と念書まで書かされて買った扇風機がー・゜・(つД`)・゜・
「ちょっと!何すんのさっ(`□´)」
くみちゃんがちゃーちゃんに怒って言うと、
「先にあたしに手伝えって言ったの、かぼちゃちゃんじゃん!あたしがちゃんと返事しないうちにくみちゃんに頼むなんて、悪いのはかぼちゃちゃんじゃんι(`ロ´)ノ」
ちゃーちゃんがその何倍も怒って言った。
そして、
「謝んなさいよ!かぼちゃちゃんに謝んなさいよ!」
気の強いくみちゃんにビビる風でもなく、ちゃーちゃんは「ふん(# ̄З ̄)」と教室を出て行った。
あんなおとなしい子を怒らすなんて、
腹の底から声を絞り出すほど怒らすなんて、
わたしは壊れた扇風機よりもそっちの方がショックだった。
「びっくりしたー。あいつ、でっけぇ声出せんじゃん!」
いや、くみちゃん、
でっけぇ声出させた張本人が言うのもなんだけど、
たぶんちゃーちゃんは休火山なんだよ。
油断してると、火の粉飛んで来るのさ。
その日以来、ちゃーちゃんとは特に意識したわけでもないのに、1回もしゃべらないで4年生を終えた。
5年生でクラスが替わって、さらに距離ができて、大人になった今もあの鬼の形相しか思い浮かばない。
わたしがあんな顔をさせちまった反省を込めて、今ちゃーちゃんの笑顔を必死で思い出そうとしているんだけど。