実現したい オズモンズとの共演 | フィンガー5ファンブログ

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実現したい オズモンズとの共演


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緊急ニュース


アメリカ行きを前にして

突然F5がレコード会社を移籍


8月からのアメリカ留学を控えて

あわただしいフィンガー5の動きに、またひとつ波紋を投じたレコード会社の移籍

ファンにとっては、F5のレコードが聞ければ移籍なんて関係ない、とはいうものの、F5はこのことで、どんな影響をうけるのだろうか?



最高の音作りのために!


アメリカ行きを2ヶ月後に控えて、あわただしいフィンガー5が、ここしばらく一層忙しく動きまわっていた。

そのひとつが、ポリドールレコードへ所属を変えたこと。

もうひとつが"フィンガー・ファミリー"という名で、彼ら自身の事務所を設立したこと。

これは、いずれも6月1日付けで行われた、新しい動きだが、けっしてこれはアメリカ行きと無関係ではない。

いや、それどころかアメリカでの彼らの行動にさらに楽しみをプラスすることになりそうだ。

そもそも、フィンガー5が、アメリカ行きを決意したのも、ハード・スケジュールに押しつぶされそうな危機を感じたことからだった。

これまで、たくわえてきたものが、どんどんすりへっていく。

そこでもう一度アメリカへ行き、たっぷり勉強して貯金を作ろうと考えた挙句のことだ。

だが、消耗の激しい日本の芸能界の常識として、数ヶ月間も日本を離れることは、大変な冒険だ。

当然、事務所としてもそんな冒険に賛成するはずがない。

だが、フィンガー5としては、もうどうしようもない、ぎりぎりの限界にきていると感じていた。

そこで、家族一同と協力者たちが集まって、

「自由に思い通りに運営していける事務所を作ろう」と決心したのだった。

こうしてフィンガー・ファミリーと名づけて、父が代表者となった事務所は最高の状態でレコーディングすること。

そのためには、スケジュールにふりまわされることなく、レコーディング中心にやっていく、ということを目標にしようと決めた。

このフィンガー・ファミリーの意図にもろ手を挙げて賛成したのがポリドールレコードだった。

さいわい、フィンガー5は以前の会社との契約が1月31日に切れたままであり、この移籍には支障はなかった。

こうして、フィンガー5は、アメリカ行きを前にして、目のまわるほど忙しい思いをしたが、自分たちの望む"最高の音作りを第1目標とする"体制を整えたのだった。

ポリドール・レコードでフィンガー5の担当となった佐々木幸男ディレクターは、これまでジュリーや井上尭之バンドなどを育てた有能なディレクターだ。

とくにポップス系に強く、

「タレントとして、レコード制作はやはり命です。

それを大事にしないタレントは、命も短いものです。

その点で努力してきた、フィンガー5のために、全力で協力しようと思っています」

と、全面的なバックアップを約束し、6月21日に急遽臨時発売される『ぼくらのパパは空手の先生』をメンツにかけてもヒットさせると意気込んでいる。


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海外録音の可能性も大!


こうして力強い味方を得たフィンガー5だが、ポリドールは"ポリドール・インターナショナル"という関連海外部門をかかえて、日本のレコード会社としても、最高に強力な海外ルートを持っている。

たとえば、これまで沢田研二、野口五郎、井上陽水などといった、ポリドール専属、あるいは専属だった歌手が、海外でレコーディングして成功している例がたくさんある。

「そんなこと考えると、ぼくらのアメリカ行きに、さらに大きな期待が持ててきました」

と一夫が語るとおり、アメリカ行きに、もうひとつの夢が、プラスされたのだった。

フィンガー5は、8月9日、中野サンプラザで開かれる"さよならコンサート"の最終日のもようを録音しライブ盤として10月ごろ発売するが、次のシングル盤はアメリカでの録音のものという可能性が、きわめて高くなったといえる。

「アメリカでのハードなレッスンにどれだけ耐えられるか、という不安がずっとつきまつまとっていたけれど、ポリドールに入ったことで不安も消えました」

と一夫はいうが、これは世界にとびだすチャンスが増えた期待で、みんな胸をふくらませているということだろう。


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世界のF5になるんだ!


もちろん、彼らの希望が早急に実現する、という保証はないが、可能性が強まったことは、はっきりいえる。

それと同時に、フィンガー5が喜んでいることは、

「オズモンズもレーベルこそちがえ、同じポリドールの歌手なのです。だから共演も夢ではなくなりそうです」ということ。

たしかにオズモンズとの共演は、フィンガー5にとって、このうえもない勉強になることはたしかだ。

今年の2月、オズモンズが、武道館で公演したとき、フィンガー5はそろって見にいった。

そして見終わったとき、5人が5人ともショックを受けて、しばらく立ち上がれなかったという。

「まだ、とても追いつけない。まいった、という感じだったんだよ」

と晃は言ったが、なにしろむこうは10年余りのキャリアだ。むりもない。

その日、フィンガー5は楽屋にオズモンズを訪れたのだが、これが初対面ではない。

フィンガー5が、まだベイビー・ブラザーズといい"日本のオズモンズ"のキャッチフレーズでデビューした5年前、新宿厚生年金ホールで対面したことがあるのだが、オズモンズはそのときのことおぼえていて、なつかしそうに迎えてくれた。

そこで一夫が、アメリカに行く心づもりでいることを話すと、オズモンズは、

「ロサンゼルスにぼくたちのスタジオがある。レッスンはもちろん、レコーディングにも使うときは便宜をはからいますよ」

と、申し出てくれた。

そんなことを踏まえて、フィンガー5はいっそう、オズモンズとの共演を願っているのだが、佐々木ディレクターもいう。

「フィンガー5は、ソウルなどにもレパートリーを広げようとしているけれど、やはり、オズモンズのように、家族ならではのハーモニーを大切にしたファミリー・コーラスが持ち味です」

そんな共通点を持つ二つのグループが偶然にも同じ会社に所属することになったわけだが、一夫はそれはそれとしてこう語った。

「ぼくらが会社を変わったとしても、作りだす音楽はそうそうちがいません。これからもっともっと楽しい音楽を作っていこうと考えるだけです」

この一夫の言葉を信じて、世界に羽ばたこうとしているフィンガー5に、暖かい声援を送ろう。


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