フィンガー5が突然解散! | フィンガー5ファンブログ

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■デビューして1年半、人気絶頂なのに…


フィンガー5が突然解散!

アメリカへ留学


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沖縄→奄美大島→東京、そしてアメリカ本土への上陸。

玉元一家の旅路は長い。

そして険しい道のりを自ら選んでいるように思えるのだ。

人気絶頂のアイドル・グループという栄光を半ば捨ててまで、何が彼らをそうさせるのかー。



「フィンガー5の解散が近々に発表される」という、関係者からの有力な情報がある。

はたして解散という表現が実際に使われるかどうかはいまのところ不明だが、実質的には日本の芸能界から引退、解散という結果になることは確実のようだ。

そして、彼らが8月14日からアメリカへ行くことは、すでに決定されている。

それも夏休みを利用しての旅行といったものではなく、かなり長期間の移住になる可能性が強い。

この解散を裏づける証拠となっているのは、彼らが6月以降のスケジュールを、まったくとっていないということだ。

彼らが所属している市橋プロモーション(市橋健司社長=元コメディアン・世志凡太)との契約は、この5月31日で切れる。

6月から渡米までのスケジュールについては、事務所はいっさいタッチしていない。

その2ヶ月あまりの期間については、父親の玉元松市さんと、キングレコードから日本フォノグラムへの移籍にも行動を共にした、フィンガー5育ての親ともいうべき井岸義則ディレクターに、すべてがゆだねられている。

この期間の興行関係のスケジュールは、まったく組まれていない。

ただ、彼らがレギュラー出演している『アイドル登場』(日本テレビ系)の放送が、3月までの予定だったのが好評で2クール(9月まで)延ばされ、そのための録画撮りの仕事が入っているだけだ。

アメリカへ行った場合、「8月以降の放送は現地でのフィルム構成で」という話し合いが行われている。

井岸ディレクターの構想によれば、

「日本を留守にするにあたって、7月中旬から8月初旬にかけて、『フィンガー5、さよならコンサート』みたいなものを、どこかで行いたいな」

という計画になっているようだ。

ところで、フィンガー5といえば、一昨年の8月『個人授業』でデビューして以来、爆発的な人気を集めた芸能界のアイドル。

『恋のダイヤル6700』をはじめ、出す曲はすべて大ヒットになり、いまや稼ぎ頭最右翼にランクされている売れっ子だ。

そんなフィンガー5が、なぜアメリカ移住を決めたのだろうか。



独立をめぐる内紛が原因?


事情はいろいろ複雑のようだが、まず一つの理由は、メーンでうたってきた晃(13歳)の声帯の変化にあるという説がある。

父親の松市さんは、最近、晃を医者にみせているが、そのときも発声を変えるように指示を受けた。

また、兄妹が大きくなり、

「それぞれが自分のやりたいことを考えはじめた」のも理由といわれる。

長男の一夫(19歳)は、いまも時間をみて父親の不動産関係の仕事を手伝っており、将来は芸能プロダクションを経営したいという希望ももっている。

晃と妙子(12歳)の"ソロシンガーとして独立"説が噂されたこともある。

さらに、重大な理由の一つとして、プロダクションと関係者の内紛があげられている。

具体的には、金銭面での問題も絡んでいるようだが、井岸ディレクターと市橋社長との考え方の対立があるという。

昨年10月末ごろから、プロダクションから独立、という動きはあったが、日本音楽事務者協会(プロダクションの団体)が間に立って、話し合いで内紛がおさまった、といういきさつもあった。

「けっきょくウヤムヤになったんですが、まだ問題はくすぶってましたからね。それが日本脱出を考える引き金の役目を果たしてるんじゃないですか」

と見るテレビ関係者もある。

だが、そのほかにも、売れっ子になって金は稼いだものの、まだ義務教育をおえていない晃と妙子の教育問題がある。

父親の松市さんも、かねがねその心配をもたらしていたし、両親にしてみれば「この先何年もいまのままでつづけていいものか」という疑問は大きいだろう。

こうしたさまざまな事情がからんでの日本脱出ということになりそうだ。

兎にも角にも、爆発的な人気で稼ぎまくったことが背景になっているのだが、ではいったい、彼らはどのぐらい稼いでいるのか。



稼いだ金が1億3千万円!!


まずレコード関係から計算してみると、売り上げは、『個人授業』約145万枚、『恋のダイヤル6700』約160万枚、『学園天国』約50万枚、『恋のアメリカン・フットボール』と『恋の大予言』、『華麗なうわさ』が各30万枚で合計約500万枚。

これらについてはレコード1枚につき3円の歌唱印税が、レコード会社から直接彼らの手元に支払われている。

トータルすると、この印税だけで約1500万円だ(本誌推定。以下同じ)。

ほかにLPを5枚出しており、50万枚売れている。これは1枚にほぼ12曲入っており、36円、歌唱印税は1800万円の計算になる。

しかも、LPの曲の半数近くは、彼らが作詞・作曲したもので、その印税が1枚約36円として同じく1800万円。

シングル盤のB面にも、彼らの作詞・作曲が入っているものもあり、これらを合計すると、レコード印税だけで、彼らが受け取ったのは5000万円を軽く超える計算。

さらにまた、テレビ、ラジオ、有線放送、ジュークボックスなどの使用料が同額ぐらいは入るから、少なく見積もっても1億円はこえるはず。

こんどは給料の計算。

彼らが一昨年6月、市橋プロモーションと契約してから昨年5月までは、月々20万円(本誌推定)なので、これは、ほとんど計算に入れなくてもいい金額だろう。

昨年6月からは、売り上げの50パーセントを受け取るという、歩合制の契約に変更されたようだ。

彼らは学校の関係や、夜間は仕事ができないことなどのために、興行は1ヶ月に3〜4日だが、1日のギャラは200万円。

その7割が現金で支払われるのがふつうだがら1日140万円で、その半分を彼らが受け取るとなれば1ヶ月平均約250万円。

2月までの9か月で、約2250万円を稼いだことになる。

ほかにロッテのCM出演料が1000万円(推定)。

だから半分が手取りだと500万円。

これらをざっと総計しただけでも、約1億3000万円が、彼らの収入になったことになる。

かなりの税金を払ったとしても、すごい金持ちであることはたしかだ。

その金があるから、アメリカ留学、というより一族そろってアメリカ移住ができるのだろう。

現在、彼らが都心に家賃30万円で借りている家には、出身地の沖縄、奄美大島からの叔父、従兄弟、甥など親戚も合わせると15人が同居している。

その全員を引き連れてのアメリカ行きだ。

アメリカのどこに住み、むこうで何をするのか、それはまだはっきりされていない。

この2月15日に、父・松市さんと井岸ディレクターが、アメリカへ飛ぶ。

家探し、学校の問題、現地での音楽プロモートの問題などの下調べと準備のためだ。

井岸ディレクターの夢は、

「親族だけでフィンガー5・ファミリーというステージを構成し、ジ・オズモンズの線をねらいたいし、むこうで勉強してビッグ・タレントになってほしい」

ということらしい。

むずかしい問題もいろいろある。

アメリカでの市民権は容易に取得できない。

渡米しても当分観光ビザの延期で滞在するしかない。アメリカではユニオンに加入しないと芸能活動はできないが、加入ははたして可能なのか。

また、晃と妙子の義務教育の問題はどうするのか。

「ひょっとしてアメリカで脚光を浴びるかもしれないが、失敗するか成功するか、とにかく、むずかしい。あんがい2〜3か月で帰国なんてことになるんじゃないか」

と推測する関係者もいる。

ともあれ、国内での活動に長い空白をつくることだけは事実で、その空白がプラスになるかマイナスになるか、ファンならずとも気になるところだろう。


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『ベイビーブラザーズ』でデビューした昭和46年ごろ。

それから4年 彼らは大きく変わろうとしている