昨日は拙宅のアルミサッシ交換日だった。
築50年超の当団地、窓の開閉時のキュルキュル音や風によるガタ付きなどが発生しているため全戸のサッシ窓取り替え工事を行うことになった。
同じ階段に長年住人不在のお宅があって、うちの両親よりも10歳以上年長の御夫妻が住んでいらっしゃったのだが
奥様が逝去され、御主人の姿もお見かけしなくなった。
御主人は御子息と同居されたのか施設入居されたのか事情はわからなかったが、表札はそのままで
時々御夫妻のことを思い出していた。
思い出すと必然的に
まだうちの両親が元気で私も若くてチャラチャラ遊び暮らしていた(今もチャラチャラはしているが)日々のことも甦ってきて
寂しいような切ないような気持ちになった。
そのお宅は今回の工事をどうされるのだろうと思っていたら
うちの工事日の前日、御子息夫妻に声を掛けられた。
お母様亡き後、お父様も割と早く亡くなられていたそうだ。
御子息は御両親のことで後悔があり、この家に来るのが辛く、どうしても近寄れなかったが工事のために決意して来られたとのこと。
私が御両親を憶えていると話したからなのか少し詳しいことも話されたけど、なんだかね、御子息の気持ちはとてもよくわかるような気がした。
私も同じ状況だったら、なかなか来る決心つかなかっただろうな。
サッシ交換の結果、窓が吸い付くようにピタッと閉まるようになり驚いた。
作業スペース確保のための片付けが面倒で、余計なことすんなや町内会💢とか思ってたけど
今は心から工事して頂いてよかったと感謝している。
アサハカですんませんでした。