デイで疥癬発生 | レビー小体型認知症母との共同生活「そのうちなんとかなる?」

レビー小体型認知症母との共同生活「そのうちなんとかなる?」

レビー小体型認知症の母との共同生活について書いていこうと思います。
いわゆるシングル介護ってやつですか。
たまに脱線もあり。

デイその2の利用者さんに疥癬が発生したそうだ。
『きついタイプ』と伺ったので、角化型(ノルウェー疥癬)だろうか。

通常疥癬も角化型疥癬もヒゼンダニの寄生が原因だが、通常タイプは寄生するダニの数が数十匹程度、角化型では100万から200万匹だそうで(ぎゃーっっっ)、当然角化型は感染力も強く短時間の接触で移るため個別隔離しての治療が必要だそう。
通常タイプは角化型ほど強力感染しないので隔離しなくてもいいのかな。

感染源が角化型でも移された人が即角化型になるわけではなく、まずは通常タイプの疥癬で発症するそう。
免疫力が落ちているとダニの繁殖が激しくなって角化型に悪化する、と理解すればいいのだろうか。
イマイチわからないけど免疫力が重要なのは確か。


今は適切な治療を行えば治癒は困難ではないそうなので、今回の患者さんも速やかに御快癒されることを願うばかりだ。


経口薬としてノーベル賞受賞のイベルメクチンが効くんですって。

大村先生偉大なり!

塗り薬だと全身に塗布、夏場は辛いな。

厄介なのは施設での潜伏期間中(通常タイプで1、2か月、角化型で1週間程)の感染→蔓延だよね。


新型コロナで労力を遣っている上に更に疥癬への対策って、デイ2さんが一番大変なわけだが、この件はケアマネさんにも報告されてデイ1さんにも連絡が行き、関係各位全て要注意となった。

1週間程度で何もなければ角化型ではないのでデイを休んで懸念のタネを1人でも減らした方がよいかとも思ったが、通常タイプかどうかは2か月経たないとわからない。

2か月デイを休むのは厳しいため、結局、日々気をつけて観察しながら通所することに。

点滴クリニックに行くのはモラルとしてどうなのかな…と思いつつ、2か月間補水やグルタチオンを入れないとガタガタッと調子を落としてしまうかもしれず(そもそもグルタチオンは免疫力を高めるものだし)、こちらもデイでの疥癬発生のことをお伝えして通院させて頂くことに。



汗疹で皮膚科を受診してお医者さまに疥癬の話を伺う少し前、以前から時々読んでいる精神科ドクターのブログに疥癬治療についての記事が上がっていることに気づいた。
その時はふーんで終わったが、ほどなく皮膚科で疥癬の話が出て(その後母に汗疹他発疹はない)、そして今般デイでの発生、なんかシンクロしてるな。