昨日夕方、点滴中の母、フリーな方の腕を挙げて
「これは何ですか?」
幻視らしい。
私
「何に見えますか?」
何ですかと問われても、私には見えないからわかりません。
しょーがない、質問に質問で返す反則技じゃ。
母
「………」
私
「虫かねえ」
かすかに頷いた。
幻視は自宅でもたまにある。何かをつまんで捨てる仕草をしていたり。
特に怯えるとか不穏とかは無く、かえって腕が動いてよかったと思う。
今日の訪問マッサージで、先生
「脚を上げますよ」
母の脚を持ち上げながら
「お母さん、協力してくれてます」
へえー。
寝ながら脚上げるって、相当リキ必要じゃない?
おかんヤルな。
先生
「○○さん、マッサージ終わりました。また来ますね」
母
「はい」
上々だよね。