わかっちゃいるけどレビーってヤツは | レビー小体型認知症母との共同生活「そのうちなんとかなる?」

レビー小体型認知症母との共同生活「そのうちなんとかなる?」

レビー小体型認知症の母との共同生活について書いていこうと思います。
いわゆるシングル介護ってやつですか。
たまに脱線もあり。

昨夜、母のサチュレーション測定時

「じゃあ酸素を計るからね。ちょっと指に挟ませてね」


「タンソ」


「サンソだよ」


「タンソ」


「タンソじゃなくて、サンソ。サシスセソ」


「タチツテト」

サ行が発語できないのか。


「お酒って言ってみ」


「オサケ」

なんだ。
言えるじゃないか。

「じゃあ酸素は?」


「タンソ」

…凹〇


今夜はスムーズに酸素と言えた。


数日前の朝、デイのお迎えを待つ間


「もうすぐ○○さん来るからね。あと5分くらい待っててね」


「もう来るのか。早いな」

いつも同じ時間だと理解させようと、私

「いま何時?」


「15分だよ」


「いや、何時か訊いたの。時計見てよ」

あらぬ方を向いた母
「20分」

『時計』の意味がわからずいい加減なことを言う。


懲りずに今朝も何時か訊ねたら、アナログ時計を見て(テレビ画面の表示を見る時もある)

「8時少し前だよ」

理解していた。


ほんっと、日によって違う。


それがレビーというものか。