名古屋フォレストクリニック受診2016年4月 | レビー小体型認知症母との共同生活「そのうちなんとかなる?」

レビー小体型認知症母との共同生活「そのうちなんとかなる?」

レビー小体型認知症の母との共同生活について書いていこうと思います。
いわゆるシングル介護ってやつですか。
たまに脱線もあり。

今日は名古屋フォレストクリニック受診のため有休を取って同行。

自宅からのタクシー車中、よく喋るがハナシは全く噛み合わずコリャダメだ状態。
駅に着いて電車に乗ったらボーッとして傾眠。

名古屋駅での乗換時にはエレベーター内で赤ちゃんに
「かわいいねえ。ばあ!」
と話しかけて、少しシャッキリ。

クリニック待合室ではシャキッとボーッを繰り返し、診察室入室時は先生に
「よろしくお願いします」
とご挨拶した。


今日の重要なミッションは、少し食べられるようになったご報告、その過程で考えた処方一部変更及び血液検査のお願い(アルブミン値が知りたい)、精神障害者保健福祉手帳更新のため診断書を書いて頂くこと。


最近私自身がボケボケなので今朝はNEWフェルガードLAを服用して、お願いし忘れないよう備えておいた。


処方の変更
・サアミオン1錠/日から2錠/日へ増量
・レミニール再開
・夜の抑肝酸中止

サアミオンは通院開始当初2錠/日だったが、アリセプトと共謀してハイテンションを招いたため1錠にしていた。

食べなくなって、余分に残っていたサアミオンを加えてみたら活気が出た感じだったので、増量をお願いすることに。

サアミオン(ニセルゴリン)をネット検索すると『副作用は殆どないが作用も大したことがない』などと書いてあったが、ラットの実験ではアセチルコリン合成促進作用及びドーパミン代謝・回転促進作用が認められた云々。

神経伝達物質のバランスが非常に不安定と思われるレビ―な母には、作用も副作用も小さくてちょうどいいのかも。


レミニールはクダすようになって中止したのだが、排便コントロールで腸内環境を改善したらクダさなくなった。

これもまた、残っていたものを飲ませたら、少しだけアセチルコリンが増えていい感じなので再開。


今日は脳のCTも撮って頂いた。

画像上はどう見ても典型的なアルツハイマー、短期記憶悪く病識がないのもアルツハイマー的、でも、激しい薬剤過敏とはっきりした寝言と幻視とパーキンソニズムはバリバリのレビ―。

認知症の診断と治療には、画像と家族(日常を知る人)の話、両方重要なんだな。


帰路でもシャッキリとボーッを繰り返し、帰宅後も元気かと思えば寝ていて。


上がったり下がったり、まことに忙しい1日でござった。