冷たい風の隙間から春を思わせる日差しにふと触れるととても嬉しくなります。
でも体調管理は大変ですね💦私の周りでもインフルエンザなどなどとても流行っています。
2月の中旬はとても充実した時間を過ごせています。先週末のPACの2月定期はオールブラームスでした。ピアノコンチェルト1番、交響曲1番。
ソリストの田村響さんとは、違うオーケストラ違う曲で3度目の共演をさせて頂きました。2つほどしか歳が変わらないとは思えない造詣に満ちた深く素晴らしい音色、プロフェッショナルな安定感も、本当に素晴らしかったです。聴くのも初めてのコンチェルトでしたが、50分という長大さにも関わらずとても好きな曲になりました。
定期の次の日からは今週は3日間、広島でカルテット合宿♪
来月のマスタークラスに向けて広島のメンバーがいるので今回はそちらで、本当に一日中あーでもないこーでもないと色んなことを試しながら練習をしたりレッスンを受けたり、もちろん一緒にご飯を食べて同じところに泊まって…(^ ^)
今回、連日時間も気にせず練習できる本当に素晴らしい練習場所をご厚意で貸して頂きました。
昨日は帰ってきて兵庫県庁でPACの議場コンサート!朝8時45分集合は私たちの仕事にしてはすごく早くてドキドキですが、普段とまた違う場所で弾くのは新鮮です。
その後は歌の方とのアンサンブルのリハーサル、今週末のピアジュリアンのリハーサル♫と朝が早い分盛りだくさんな一日を過ごしました。
そして今は東京へ向かう新幹線です。
先週末、同門の若い素晴らしいヴァイオリ二ストの訃報を受け取りました。まだ二十歳だった彼女の無念や、ご家族や先生のご心痛を思うと言葉もありません。彼女の輝きに出会えて良かったと、心から感謝しています。そして天国があるのなら、どうかまた自由に笑いヴァイオリンを奏でてほしいと心から祈ります。
未来に悩み、時に音楽に悩むこと、もちろん喜びも、ひたひたと流れていくそれらを包む日常も、なんと貴重なものでしょうか。その中で人と人が出会うことも。
大変な病と闘うなかでも、ご家族にも弱音を吐かなかったと聞きました。私がともに過ごした時間は束の間でしたが彼女が残したたくさんの笑顔を思うと、簡単に下を向いてはいけないなと改めて思います。