■わたしなんかがおこがましい | 魂の望みのままに新しい時代をつくる
20~70代の
ミュージック専門学校の先生
180名向けに、

指導法の講師だったのですが……

ステージに出て、
会場を見渡すと、
聞く体制じゃないよね(^。^;)


こんにちは。
天職コンサルタントの梅田幸子です

こんなお仕事もご依頼があるんです。


 
さて、目の前にいらっしゃる
180名の

一流のアーティストや、
指導歴数十年の講師、
照明や音響のプロフェッショナル、
ギターの職人の方々。。。


この先生方に話を聞いてみると

「うまくいっています」
「なんも困ってないよー」
「学生は真面目にちゃんと受けてるから」
「けど、ちょっと面白みにはかけるな。困ってはないけど」

みたいな。

だったら、指導法の研修なんて、
聞きたくないよねー(苦笑)。


 
しかしやっぱり、
専門学校で若者を育てようと
される方々でした。

 
先生方が感じられているであろう
学生のものたりなさ、
その背景を紐解き、

学生が心に持っている小さな火種を
大きくする方法や
消してしまうきっかけ、

自分で燃やせるようになる仕掛け

の一部をご紹介すると、
目の色が変わりました。


 
「なんも困ってないよー」の後、
「寝てもいいし、他の先生と
交流しててもいいです」と言ったら、
本当にソッコー寝た先生も、
目をあけて、メモしてくださいました。


 
はじめて話す事例
ーーフラメンコのレッスンの話とか、
娘と関わりの失敗談とか、
子どもの頃のことなどがあって、

上手にできたかはわからないけれど、

最後は、
若者にいい影響を与えていく同士
という気持ちで終わることができました。


 
企画された先生も、
おわってたっぷりの感想を
話してくださいました。

「講演中、学生の顔が次々浮かんで……」と。


 
うれしかったな~。

学生のことを想う大人が
こんなにたくさんいるんだ~って。
 


わたしの弱さなのですが、
指導者向けの講演は、
何度依頼されても、

ふと「わたしなんかが、おこがましい」
という気持ちがよぎります。


昨年、

「梅田さんは頭の中で
 しょっちゅう、
 わたしなんかがおこがましい
 と思っているでしょう」

という指摘を受けたのですが、
本当にいろんなところで
思っているんですよね。


 
そんなときは、
長嶋一茂氏の言葉を思い出します。

  
「選手として実績ないし、頭悪いのに、
 解説するなんて恥ずかしくないの」

と聞かれたときの回答。


 
「だって頼まれるんだもん。
 嫌なら、頼まなきゃいいじゃん。
 俺がいいから、頼むんでしょ。
 実績ある人も頭いい人もいっぱいいるんだから」
  

頼まれたんだもん。

毎週、大学のわたしの講義を
見てくれている方から、
「講師向けの講師をして」って。

そろそろ、
「わたしなんかが、おこがましい」
は卒業しよう。


【今日の一日一捨】
わたしなんかが、おこがましい



天職コンサルタント 梅田幸子
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