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◇★>信じちゃいけない就職マニュアル
第7斬り 「エピソードをでっちあげろ!」
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★就職マニュアルより★「エピソードをでっちあげろ!」
面接で必ず聞かれるエピソード
学生時代に力を入れたこと
仕事で、成果をあげたこと
などは、必ず聞かれるので、準備しておこう。
エピソードのない自己PRは、説得力がない。
エピソードのない奴は、でっちあげろ!
・・・斬られる面接マニュアルは、ここまで
面接官をバカにしてはいけません。
でっちあげたエピソードくらいは、見抜けます。
おわり
と言いたいところですが、ちゃんと解説したいと思います。
●以前から、メルマガでお話しているとおり、
自己PRや、応募書類そのもので、
採用が内定するなんていうことはありません。
自己PRは、あくまでも、あなたを深く知るためのキッカケです。
自己PRでエピソードをでっちあげてしまうと、どうなるか。
「なぜ、それをしようと思ったの?」
「どんな苦労がありました?」
「その時、何て言ったのですか?」
「それを、問題だと思ったのは、どうして?」
「一番、印象的だったのは、どんな場面ですか?」
なんて、どんどん質問が飛んできます。
↓
実際に経験していない出来事なので、
想像力を働かせて、答えていきますよね。
経験したことのないことを、リアルに、しかも即席で話せる人は、
めったにいません。
↓
質問&答えを繰り返すうちに、
本来の自分自身の考え方や行動パターンを、語っているはず。
段々と、地が出てきます。
↓
そういうしていくうちに、
最初に話した(でっちあげた)エピソードと
矛盾がでてきてしまいます。
でっちあげたことがばれてしまいます。
↓
GAME OVER
面接官は、様々な角度から、あなたのことを知り、
・どんな人なのか
・入社して活躍できる人材かどうか
を、確認しています。
エピソードをでっちあげて、ウソをついてしまうと、
「どんな人なのか」のところで、つまずいちゃうんです。
面接でウソをついた人は、信頼できませんよね。
信頼できない人を採用したいという会社、
どれくらいあるでしょうか?
エピソードをでっちあげろ!という面接マニュアルは、ウソ。
そんなことをしたら、
自分で、自分の首を、絞めちゃいますよ!
そもそも、エピソードがない人っていないんですよ。
生活をしていれば、さまざまな出来事がありますよね。
それが、エピソード。
面接で話すエピソードは、特別なものではなくてかまいません。
第一、特別な経験をしている人なんて、そうそういませんよね。
学生さんなら、アルバイト、サークル、ゼミなどの
ありふれた活動の中から。
社会人やフリーターさんなら、
仕事の中の出来事から。
あなたの価値観、考え方や、
あなたらしい行動、成果なんかが、あらわれているエピソードが
いいんです。
◆注意◆
留学経験者や、サークル立ち上げ、イベント企画、起業など
ちょっと特別っぽい経験をした方は、エピソードの宝庫ですね。
安心してしまって、薄っぺらい自己PRになっている方が
少なくありません。
小さな会社でも、数百人、数千人応募していますので、
留学経験者、イベント企画者などは、山ほど出会います。
面接では、「そのこと」自体には、価値はないんですよ。
あなたが、「そのこと」を通して、
何を成し遂げてきたのか、どういう関わりをしてきたのか、
ということが、伝わることが大切なんです。
自己PR、もう一度、振り返ってみましょう。
大切なことなので、もう一度、繰りかえします。
■エピソードをでっちあげても、面接官には、ばれちゃいますよ~
■エピソードは、ありふれた活動の中から
■あなたの価値観、考え方や、
■あなたらしい行動、成果なんかが、あらわれているものがいい。
■特別なエピソードが多い人は、自己PRに適切かを、要チェック!
エピソードがないという方は、
「自分自身の、どんなところをPRしたいか」
「そのことを、最もあらわしている出来事は、何か?」
という流れで考えてみてください。
必ず、見つかりますよ。
梅田幸子⇒http://with-c.net/
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