■美学について:吉田秀彦VS小川直也 | 魂の望みのままに新しい時代をつくる

年末年始は、子育てとキャリアについてのコラムを返上して、梅田幸子のパーソナル日記になっています。


今日は、大晦日にあった、PRIDE。



大晦日の格闘技:PRIDE男祭り。

(パートナー氏の実家で、見せられた。紅白がみたかったのに)


吉田秀彦氏の勝利。


試合後の小川直也氏のパフォーマンスが印象的でした。



負けた小川直也氏がマイクをとりましたね~

「締められたときに、足首を骨折したよ。もっと戦っていたかったけど、俺の足、もたなかった。わりー」


骨折しても、しかも足首の骨を折っても戦い続けるなんてすごいと思います。しかし、負けたとたんに、自分から言うのってかっこわるいな~って感じました。



同じ公表するにしても、次の日の朝刊で、


★小川直也氏、足首を骨折しても戦い続けていた!!!★


と出た方がかっこいい。



負傷を自分から、負けた直後に言うなんて・・・・



     *



それは、わたしの価値観。



盛り下がるわたしをよそに、会場は、とんでもない盛り上がりを見せています。小川直也氏のパフォーマンスは大正解。


小川直也氏は、会場に来てくれている観客を楽しませることを、何より大切にしているんだな、と感じました。


価値観・美学の違いですね。


わたしは、別に、吉田秀彦氏のファンでもなく、特に好きな選手でもなかったのですが、なんとなく吉田を応援してしまう気持ちがわかりました。


      美学


が似ているからだと思います。


小川直也氏に「ハッスル・ハッスル」を一緒にしてほしいと言われ、会場から、大歓声があがったときの、吉田秀彦氏のひとこと。


「格闘家として生きて生きたいので、ハッスルは、引退してからします」



やらざるを得ないような、会場の雰囲気をものともせず、このこだわり、かっこいいと思いました。


人は、似ている人を応援してしまう?

それなら、無理に相手にあわせるよりも、自分らしくいた方がいいかもしれませんね。


---相手の美学や価値観を認めながら、自分らしくいることを大切に---


わたしだったら、不本意ながら、ハッスルをしてしまうかもしれません。「ずるいよ、小川」とか思いながら。

わたしも、大切にしている価値観を、美学と、NOと言えるこだわりに高めたいと思った年末のPRIDEでした。



梅田幸子⇒http://with-c.net/
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【著書】

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『はじめての転職100問100答』