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●● 4.お母さん・お父さんも感情表現とストレス解消を
●●●_____(4)怖い話をします__________
こんにちは。梅田幸子です。
お母さん・お父さんがストレスをためずに、感情表現をしていくこと、それが、お子さまの成長に不可欠です。それは、お母さん・お父さんが楽しく、幸せでなければ、お子さまは、楽しく幸せに育たないから。
そんなお話をしてきました。
子どもに対するイライラ
仕事の不満
人間関係のストレス
社会や、まわりの誰かへの怒り
などをココロいっぱいためこんだお母さん・お父さんに育てられた子どもは、世の中に対して、不安を覚えます。外の世界に出て行く勇気や、希望がもてないんですね。
そして、ストレスをためすぎて、感情に鈍感になり、無表情・無感情なお母さん・お父さんに育てられた子どもは、自分の存在意義を感じられません。だって、「あなたがいてくれて幸せよ」「生まれてきてくれてありがとう」「わかいいな、大好き」っていう気持ちを受け取ることができないから。
自分の生きている存在意義を感じられずに育ったら・・・・・?
「どうぜ自分なんて」とひねくれて悪いことをしたり・・・
自分の存在を認めてほしい!
けど、どうせ誰も大切になんか思ってくれない!
だったら、悪いことをして注目をあびたり、自分がその場にいることを確認したりしはじめます。
自らを尊重できなくなって援助交際をしたりすることがあります。
「自分を大切にしなさい」というメッセージが通じません。頭ではわかるんですが、自分は大切な存在だっていうことが、実感としてないんだから、しょうがないですね。
人は、自分が思っているような行動をとります。「自分は大切ではない存在」と思っていたら、自然と自分を傷つける行動を選んでいくんです。
逆に、「存在意義を感じたい」と人に気に入られようとし、卑屈で受け身な「いい子」になっていくケースは、近年、特に多いです。(「いい子」の犯罪の多発に現われていますね。)
ひねくれて悪いことをする子どもと、似たような心理状態です。
人の評価を得ることに一生懸命なので、がんばって、気に入られて、認められて・・・。いい子を演じきれなくなると、疲れ果ててしまうことも。
いい子の犯罪や、燃え尽き症候群の原因になっています。
また、「自分なんて生きていてもしょうがない」と無気力や自殺願望が出てくるという危険もはらんでいます。
共通して言えるのは、自分自身の人生を、前向きに生きていこう、つくっていこうっていう気持ちが育っていないということ。
お母さん・お父さん、親だから、大人だからってがんばりすぎていませんか?
ちょっとずつ、感情表現していきましょう。
まずは、2週間に10分間を心がけるんでしたね!
次回は、最終回。
「泣くのを許すなんて、甘やかせすぎではありませんか?」というご質問をいただきましたので、お答えしたいと思います。
梅田幸子⇒http://with-c.net/
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