◆成長上手は泣き上手◆子どもが泣いたら・・・ | 魂の望みのままに新しい時代をつくる


●●   3.成長上手は、泣き上手  

●●●____(1)涙にはリラックス・ホルモンが!_____



こんにちは。梅田幸子です。

これまで、「電車の中でも、子どもが泣いたら、泣かせてあげよう」とお話してきました。

泣く原因になったと思われる、不安や苦痛などストレスの原因に共感してあげるんでしたね。


さて、今日からは、もうちょっと広い意味で「泣く」っていうことを考えてみたいと思います。


  「成長上手は、泣き上手」


すくすくと成長する赤ちゃんは、よく泣きます。

感情の発散が上手なんですね。


泣くことは、癒し効果バツグンなんです。


お母さん・お父さんも、辛いことがあったときに、泣いたらスッキリしたという経験ありませんか?

ちょっと落ち込んだ気分だったのに、映画を見てないたら、気持ちが晴れたとか・・・。


涙の中には脳内ホルモンのひとつであるロイシン・エンケファリンが入っています。これは、心身をリラックスさせる作用があるんです。泣くと気持ちがラクになったり、リラックスできるのはそのため。自己投薬や自己治癒といった力があり、泣くことで、心身のバランスをとろうとしているんですね。これは、大人も子どもの同じです。

このロイシン・エンケファリンは、玉ねぎを切ったときに出る涙には入っていないというから、人間の体って不思議ですね。


毎日の生活の中で、悲しいときはきちんと泣いて、何かを感じたそのたびにきちんと感情表現をしていくことができるていると、ストレスをためこんでしまうことはありません。きちんと泣いて、1日1日、気持ちをリセットした子どもは、次の頑張りに向かっていけます。


“泣く”ということは、辛いことやストレスの原因に出合ったときに働く人間の防御機能。しっかり使えるようにサポートしてあげましょう。


そして、お母さん・お父さんも、「大人だから」「親だから」って我慢しないで、泣きたいときは泣きましょうね!

次回は、爆発したように泣く子についてお話します。


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梅田幸子⇒http://with-c.net/
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【著書】

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『はじめての転職100問100答』