【面接官とのギャップ】酒が好きだから・・・ | 魂の望みのままに新しい時代をつくる

◆◆    2. 応募者と面接官のギャップ

◆◆◆_____(1)酒が好きだから・・・・____________


こんにちは。

梅田幸子です。


今回から、応募者の考える「好き」と、面接官の知りたい「好き」のギャップをお話します。


1人目のAさんは、私に、こんなお話をしてくれました。


Aさん「酒が大好きなんですよ。もう、飲んでいられたら、幸せ。どんなことがあっても、人生を楽しくやっていけますね。こんなに酒が好きなんだから、天職だと思います。酒造メーカーと、お酒の卸の会社を受けました。」


とても威勢のいいお言葉。本当にお酒が好きなんですねぇ。


Aさん「けど・・・・。受けても受けても落ちるんです。酒好きなんで、会社研究は楽しくてしょうがないんですよ。大手だけじゃなくて、十数社受けました。」



あなたは、Aさんの犯した間違い、わかりますか?


お酒大好きなAさん、飲んでいたらとっても幸せ。

酒造メーカーにとっても、お酒の卸の会社にとっても、Aさんは、「お客さん」。


Aさんの話を聞いても、入社して活躍できるイメージがもてません。こんなに酒好きなAさんには、今後も楽しくお酒を飲んでいただいて、自社の売上を上げてくれたらいいな、と思います。



Aさんは、「お酒が好き=酒造メーカー・お酒の卸会社」と思いましたが、Aさんが好きなのは「お酒を飲むこと」。飲むのが好きと、酒造メーカーや卸会社の社員として活躍できるは、残念ながらつながりませんでした。


これは、前回紹介した、面接官の知りたいことの1つ目「あなたがどんな人か」は伝わったけれど、2つ目「あなたは、入社したら活躍できるのか」が伝わらなかった例ですね。


あなたの志望動機、大丈夫ですか?

その前に、あなたの会社選び、大丈夫ですか?


明日は、職種と業種を間違ってしまった例をご紹介します。



梅田幸子⇒http://with-c.net/
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