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●● 2.泣きだしたら、泣かせてあげよう (4)電車の中でも
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こんにちは。梅田幸子です。
前回は、最近よく見る、電車の中で号泣する子どもとお母さんの例をご紹介しました。
公共の場、
しかも、混んだ電車の中、
けど、ここでも例外なく、「泣き出したら泣かせてあげよう」「泣いていることに共感してあげよう」と思います。
泣いている子、何かしらのストレスがかかっています。
たくさん歩いて足が痛いよ
おなかがすいたよ
遊びすぎて疲れちゃったよ
お昼寝していないから、眠たいよ
かもしれません。
人がたくさんいて、恐いよ
大きな音がして、びっくりしたよ
がたがたゆれて、不安だよ
いつまで乗っていればいいのかわからなくって、我慢できないよ
外が見たかったけど、真っ暗で何も見えないよ
めったに乗らない電車に関する不安かもしれません。
お母さんも疲れているから、抱っこしてって言えないな
静かにしなさいって、怒られちゃった
お母さんが原因になっているかもしれません。
こんなときに、「泣くのを止めなさい」と言っても、ストレスのやり場がない子どもに泣き止ませることはできません。「そんなこと言っても無理~」という新しいストレスがかかるのですね。
「疲れたね」
「電車の音、大きくて恐いのかな」
って、共感してみましょう。
お母さんに甘えて、ストレスを発散したら、泣き止むことができるかもしれません。
もしかしたら、泣き止まないかもしれません。
けど、お母さんにちゃんと共感して受け止めてもらった子どもは、今日のストレスを明日に持ち越さずにすみますね。親子の信頼関係もばっちり。
周りで見ている人だってね、泣く子をいさめようと叱っているお母さんより、子どもに共感しているお母さんを見ている方が気持ちいい。どっちにしたって泣いているんですもの。泣くのが子どもですもの。
電車の中だって、泣き出したら、泣かせてあげましょう。
梅田幸子⇒http://with-c.net/
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