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■■ 3.おねしょにまつわる心配--(2)おねしょで悩んでいる方へ
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こんにちは。梅田幸子です。
今日は、おねしょに悩む方へ、最後のメッセージです。
子どもの個性を伸ばしてあげたい
この子なりの成長のスピードがある
お子さまが生まれる前、生まれた時、そう思っていらっしゃいませんでしたか?
しかし、月齢○ヶ月では「これはできる」「これはできない」「平均体重に足りない」という母子手帳のチェック欄で平均値と比べさせられます。保育園や幼稚園、学校に行くと、同じ年代のお友達と比べて「できる」「できない」が気になりはじめますよね。
おねしょもその1つではないかと思います。
なかなか、自信を持って、お子さまの個性を見てあげたり、お子さまなりの成長のスピードを見守ることが難しい環境です。
平均値と比較することは、病気や障害がある場合早く見つけて、障害の特性にあった教育や治療をするために、とっても大切なことです。決して、親御さんの通知表じゃないんですよ。
ごく一部のお子さまの中には、家庭でのストレスが原因でおねしょする子もいます。
宗教の教えの中には、「おねしょは親への警告の意味がある」というものもあります。
そういうプレッシャーを受けて、自分自身を責めていませんか?
おねしょの悩みの連載の一番最初に書きましたが、おねしょする理由はおおきくわけて2つ。
(1)身体的な問題:膀胱が小さい、尿意を感じる力が弱いなどの機能的な問題。時間とともに解決します。
(2)精神的な問題:「おねしょしないようにしよう」「おねしょしたらどうしよう」などの精神的な問題。気にしなければ解決します。
本当に、この2つがほとんどなんです。
だから、心配しないで大丈夫。
おおらかに、のびのびと、おねしょをさせてあげましょう♪
周りの心ない言葉や偏った情報に惑わされないで、自分自身のことをもっと信じて大切にしてあげてください。
これで、「おねしょの悩み」の連載を終了します。
全11回、お付き合いいただきありがとうございました。
梅田幸子⇒http://with-c.net/
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