◆褒める子育て注意報◆ヒント1:言動を褒める | 魂の望みのままに新しい時代をつくる

6.具体的に褒める-簡単にできる3つのヒント
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□□□   (1)具体的に褒める:ヒント1 言動を褒める
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●理想の子ども像を押し付けて、「ありのままの自分」を認められない苦しみを与えないように、結果、自己肯定感の低い、受け身な子どもに育てないために具体的に褒めてみましょう。

ここでは、「具体的に褒める」という例を、紹介したいと思います。
(3つのヒントをご紹介します。長めなので、ゆっくりご覧ください。)

例えば、人のことを思いやれる、やさしい子に育ってほしい・・・・・
多くの親御さんは、どう願っていらっしゃることと思います。


「○○ちゃんは、優しい子ね」

と思った時、具体的に褒めるとどうなるでしょうか。


●「具体的に」と言って、よくある間違いが、

「お年寄りに優しい」とか「いつでも優しい」と簡単な修飾語をつけるに留まったり(充分、抽象的ですね)。

「小さい子の面倒を見るのが上手い」と言い換えをしたり・・・。(ああ、やっぱり抽象的)



褒めたいときは、その「言動」を言ってあげると、「具体的に」なります。


●5歳の圭太くんは

遊びに来ていたおばあちゃんが帰った後、お父さんに言われました。


「圭太くん、おばあちゃんが帰るとき、立つのを手助けしてあげたね。『車まで一緒に行こう』って声をかけてあげていたでしょ。おばあちゃん、嬉しそうな顔をしていたよ。」

こんな何気ない行動を見てもらったこと、を嬉しく思い、自分のした行動が人の役に立ったということ、に自信を持って、また、人の役に立つことをしてあげたいと思うでしょう。



●華ちゃんは7歳。

朝の忙しい時間帯。お化粧を終わったお母さんからの一言が心に残っています。


「華ちゃん、お父さんを起こしてくれたの?妹のお着替えも手伝ってくれたのね。お母さんが忙しいことがわかって、助けてくれたんだ。ありがとう。嬉しいわ。」

お母さんのことを気遣ってくれたこと、お父さんや妹の手助けをしてあげたこと、を褒められて人を思いやる気持ちがはぐくまれることでしょう。


次回は、ヒント2:何について褒めるか、をお送りします。


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 6.具体的に褒める-簡単にできる3つのヒント
   (2)具体的に褒める:ヒント2 何について褒めるか

▼楽天でも、書いています。
 今日のテーマは、「嘔吐下痢症について」
 幸せな子育て・自分らしさの追及のヒント を書き溜めています。



梅田幸子⇒http://with-c.net/

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【著書】

『はじめての転職100問100答』

『あなたの天職がわかる最強の自己分析』