5.褒める子育ての危険
―褒めるつもりが、結果重視の価値観を伝えている!!
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□□□ (1) 結果重視の価値観を伝える褒め方?
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●まずは、具体例で、比較してみてください。
また、人事として面接を行なってきた中で出会った結果重視の価値観を伝えられた人の行く末、もタイプ分けしました。
サッカーの試合、応援に来たお母さん・お父さんは、2点もゴールした息子が誇らしくてしょうがありません。
当たり前ですね。
近所中に自慢したいくらい。
●あなただったら、試合が終わって駆け寄ってきた息子さんに、何と声をかけてあげますか?
子どもはきっと嬉しくて、興奮して、色々おしゃべりをしてくれるでしょうから、その後の言葉かけとなりますね。
これからお読みいただく、言葉かけ、上の言葉かけと、下の言葉かけを比べてみてください。そして、あなたの言葉かけも、書き足してみてください。
「2点も入れてすごいな。さすが、お父さんの子だ。」
「あなたの活躍で勝ったみたいなものよ。頑張ったね。」
「明日は、ハットトリック注1だ。狙えるぞ!」
「今日の試合で、得点率がずいぶんあがったわよ。」
「この調子だと、MVPがもらえるかもね。」
注1:ハットトリックとは、同じ選手が1試合において、3得点決めたことをいいます。すごいことです。
「1点目は、練習してたボレーシュートが決まったね。毎晩、頑張ってたもんな。」
「2点目のヘッドは、難しい玉だったけど、良くボールを見てたね。」
「あら、ジャンプ力もついたんじゃない。」
「3本目のシュートは、はずれたけど、敵の動きをよく見てたね。なかなかできるものじゃないよ。」
「その前に強くんがシュートを打つ時も、良い位置でカバーしていたわ。敵の動きを見れるようになったのね。」
「今日の試合は、後半もよく走っていたよ。スタミナ切れているのに、よく頑張ったね。」
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いかがでしょうか。
●結果を出すこと、結果にこだわることは、大切なことです。
しかし、偏った「結果重視の価値観」に染まってしまうデメリットを強く感じてもいます。
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5.褒める子育ての危険 ― 褒めるつもりが、結果重視の価値観を伝えている!!
(2)偏った「結果重視の価値観」に犯された、不幸せな社会人</a>
▼楽天でも日記を書いています。
幸せな子育て・自分らしさの追及のヒント
を書き溜めています。
梅田幸子⇒http://with-c.net/
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