イマジナリーフレンド | かたばみ日記

かたばみ日記

 好きなものは野辺の草花、古い音楽、二匹の老猫、温かい紅茶と読書の時間。息子は大学生、娘は小学生です。





「あなたにもいた? 空想の友だち」




そんな心惹かれる記事を
数日前の朝刊で見つけた。








イマジナリーフレンド。




名前を持っていて
数ヵ月以上継続して
ある種のリアリティーを持って
子どもが相互作用する
目に見えない存在







……ああいたいた。


私にもたくさんの
イマジナリーフレンドがいたわ。





子どもにしか見えない、と言われる存在って
トトロ然り
サンタクロース然り
ピーターパン然り
古今東西多種多様。





私も、私が作り出した彼らと一緒に
いつも空想の世界で自由に遊んでいたっけ。




現実のお友だちがいなくたって
ちっとも寂しくなかった。




さて



娘にも、明らかに……








いますねえ。







あの子はいっつも「ジャック」と一緒。
ジャックと会話し、ジャックと遊び
なんでもジャックと相談する。





お気に入りの絵本に話しかけている娘を
夫は胡散臭そうに見てるけど
私は、ほっといていいんじゃないかと
思ってる。
こんなに素敵な想像力もないと思う。






この新聞記事がきっかけで
私も、すっかり記憶の彼方に置き去りにしていた
「イマジナリーフレンド」を思い出した。
そしたら、なんと、また生き生きと
目の前に現れるようになったのです。








「現実を理解したり、現実の困難を
乗り越えたりする手段として作り上げた
自分を受け入れ励ましてくれる存在。
大人が持つことも、ある。」



ほーらね。