京都国立博物館『豊臣秀次と瑞泉寺』へ | 近江八幡 いけばなと着付け 十一色の花小路日記

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「じゅうひといろの はなこみち」
近江八幡市にて
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こんにちは
滋賀県近江八幡市 いけばなと着つけ 『十一色の花小路』
川村節子です。

 

5日 京都は かんかん照りあせるを通り越して

京都に今年初の 熱中症警戒アラートが発令された猛暑日

 

梅雨シーズンとは思えない暑い暑い夏の日でしたが

美しい 京都国立博物館へ 近江八幡観光ボランティアガイド協会の

研修部主催の研修で 行ってまいりました。

 

お目当ては ひとつ前のブログ記事にもいたしました、

近江八幡をつくった 秀次公の430回忌にちなんだ特集展示

『豊臣秀次と瑞泉寺』

 

下差し

 

 

展示見学後は 解散自由となったので 先輩方7人でまとまったグループと

 

 

展示の 瑞泉寺(秀次公と一族の菩提寺 木屋町 三条大橋のたもとあたり)

に行かれ、 その瑞泉寺を建立する角倉了以のお屋敷のお庭のある

がんこ寿司高瀬川二条苑へお昼のお食事に行かれたみなさま 

とに 分かれました。
 

この博物館へは 京都駅から徒歩圏内ですがその予定を

すべて乗り物利用に切り替え 熱中症警戒アラート発令に

したがって行動いたしました。

 

実は 懸念していた 京都駅からの 206号系統の市バスは

激混みと大行列が常態化していたのに この日は

京都駅自体も あれ? 少ないな と思える人出と

市バスも 行列が無く

ぜったいに並ばないと乗れない&台数も少ないと思っていた

駅前タクシーも 拍子抜けするぐらい誰も並んでいない状態で

こういう日や時間帯もあるんだな と。

 

おかげで 7人のグループは 近江八幡駅で新快速待ちになった

1本遅い普通電車利用にもかかわらず タクシーでびゅんと

博物館横づけで 汗の一粒も流さず到着していたのでした。

 

さて。

期待していた 展示に。

 

 

公式パンフレットにありますような 展示は

胸に迫るものばかり・・・。

展示してあるものが かなしすぎる・・・

 

それは

この瑞泉寺由来が とてもわかりやすく説明されているとおりで

 

展示では 処刑された 側室たちの 辞世の和歌も数多く

展示されています。

辞世の和歌が 表装されているのが 華やかな印象を受けたのですが

解説を読むと それらの華やかな裂は それぞれの側室が

着ておられた 遺品の美麗な小袖によるものだとか・・・

形見として 辞世の和歌とともに 犠牲となったことを悼んでの

掛け軸の数々・・・ 

 

公開処刑には経帷子を着せられ 10代もおられた側室たちは

亡き秀次公の首の石櫃の前で 並んで辞世の和歌を詠んでおられる絵図などは

たまりません。


若い女性たちや子どもたちは斬首され すさまじく…。


中でも哀れをとどめたとされるのは、秀次に側室として輿入れしたばかりの 南奥羽の大名 最上義光(よしあき)の娘、美人で名高い駒姫で、

秀次に対面したかどうかもわからないとされるほど幾日も経っていない状況。


最上義光は助命嘆願に奔走し家康に懸命に働きかけをし、秀吉は家康からの嘆願や淀殿のお口添えもあり、駒姫だけは鎌倉へ尼僧として命じる早馬を出しますが、あと100mのところで間に合わなかったのです。


その駒姫の辞世の和歌も 展示してありました。


秀次公のご命日は まもなく、7月15日です。

430回忌として かなしい出来事を偲んで悼む機会となりました。  

 

(こちらは博物館入口にある 撮影可能の 秀次公の展示とは関係のないものですが

長い通路とガラス張りの外の景色がうつくしいところです)

 

さてわたしたち7人は 先輩が予約をしてくださったレストランが

博物館より5分で行ける 智積院境内の中。

2年位前に新館となった レストランで わたしは だし巻き御膳。

ふわふわ焼きたてだし巻きが 画像でみるよりも大きくて 

京の精進料理を 涼しいところで ゆっくりと。

 

境内の紫陽花園は 見頃を過ぎているかもと 行かずに

寺紋にもなっている 桔梗が 参道にゆれる姿で

涼をいただきました・・・

とはいえ 灼熱の照り返し。

 

近場でお食事をしようということだったので

午後の自由研修も ごく近場で。

 

秀次公に思いを馳せてからは 秀吉に関連のところへ。

つづく。

 

 

 

 

 

 

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