廃ロープウェイ【川野駅】 | 鉄道中心の撮影記録

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土・日と久々の2連休となり、今日は奥多摩湖ロープウェイを訪れました。


約40年前に運行休止し、そのまま放置状態となっています。




奥多摩湖の両岸を結び、川野駅と三頭山口駅がある。



以下、wikiより引用


現在でも施設やゴンドラは手続き上、運行再開を念頭に置いて放置されているが、2013年(平成25年)時点で既に41年を経過し施設は使用に耐えない状態で荒廃しており、事実上放棄されている。

老朽化による鋼索の切断や鉄塔の倒壊などの危険性が指摘され、過去に地元自治体である奥多摩町と東京都などで撤去について検討が行われたが、所有者である小河内観光開発の消息が不明なこと、自治体からの支援を受けていない純粋な民営であったため、現状で著しい障害が発生していない以上所有者の同意がないままでの強制撤去は法令上出来ないこと、仮に撤去が可能であっても事業者がすでに消滅し、かつ経営責任者の消息が不明になっており撤去費用の請求ができないこと(経過年数を考えると既にいないものと考えられる)、費用が莫大になり地元自治体が財政負担に耐えられないことなどの問題により撤去等の措置が講じられない状況である。



ということだそうだw








川野駅と三頭山口駅、両方訪れましたが、写真の量が多いのでここでは川野駅を載せます。


まずは奥多摩駅へ


奥多摩快速の鉄日記

西東京バスに乗り込む
奥多摩快速の鉄日記

中奥多摩湖で下車。


奥多摩快速の鉄日記

川野駅はレストランセンターの裏の崖の上にある







駅に向けて足を進める。

と、途中で通行禁止のコーンが立てられていた。


著しい老朽化の中で廃墟マニアが多数訪れ、倒壊の危険性もあるので立ち入り禁止にしたのだろう。

ここまで来て引き下がる訳にもいかないのでコーンを越えて進む。




そろそろ本格的に警察が立ち入り禁止にしそうです。




奥多摩快速の鉄日記
川野駅に到着。


既に男性の訪問者が一人いました。

ご丁寧に建物への入り方も教えてくれました。










では、勇気を出して入ってみよう


ちなみに友人2人同行です。

1人ではとてもじゃないけど行けません。




奥多摩快速の鉄日記

荒れ放題


奥多摩快速の鉄日記
ううむ


奥多摩快速の鉄日記
奥多摩快速の鉄日記
いろいろ散乱してます





階段を降りてみよう


奥多摩快速の鉄日記









ホームへ



奥多摩快速の鉄日記
やはりしっかりゴンドラ残ってますね。


奥多摩快速の鉄日記

くもとり号は40年以上もここでぶら下がり続けている。



奥多摩快速の鉄日記
ゴンドラ内部



奥多摩快速の鉄日記
今は竹が林立しているが、40年前はここから奥多摩湖が望めたのだろうか。


奥多摩快速の鉄日記
駅名標










続いて機械室へ足を踏み入れる。


ここまでで最も緊張しました



奥多摩快速の鉄日記
不気味です(汗


奥多摩快速の鉄日記
ここは操縦室でしょうか






奥へ



奥多摩快速の鉄日記
奥多摩快速の鉄日記
薄暗く、なぜかここだけ空気が非常に冷たい





とここで友人があるものを発見


奥多摩快速の鉄日記
昭和40年の新聞です。


見ずらいので反転



奥多摩快速の鉄日記
ジョンソン大統領の写真、「第七艦隊から上陸 米海兵隊が拠点攻撃」などの文字が見えますね。


私は理系なので歴史とか苦手なのですが、昭和40年(1965)はアメリカがベトナム戦争の真っただ中。

米軍が、南ベトナム中部・クィニョン北方にあるベトコン拠点を攻撃、それに対し、ベトナム側が米軍宿舎を爆破したことが報じられている。


まあこんな世界情勢の中で日本は高度経済成長、そんな中でこのロープウェイも営業していたのですね。










さて、機械室も見たので戻ろう




奥多摩快速の鉄日記
階段下から改札口を望む






三頭山口駅へ続く