厚生労働省
歯科用金銀パラジウム合金の高騰への対応について(案)

●「随時改定I」:4月、10月±5%を超えた場合に告示価格を改定
●「随時改定II」:7月、1月±15%を超えた場合に告示価格を改定

 

(続報)

3月25日の第452回中医協総会で、「歯科用金銀パラジウム合金の高騰への対応について(案)」が提案され、質疑なく承認され

 

 

 

(加藤の一言)

政府および日銀の経済対策で(03/25)今日の株価は高騰し、それに引きずられるように金属も高騰した。今日の金パラ相場は68450円となり、告示価格の62490円より高くなった。このままなら、4月からまた逆ザヤとなる。

今回の厚労省案は、歯科用金銀パラジウム合金の価格対応について、年2回の見直しから、年4回の見直しとするようだ。結局告示価格の見直し期間を短くし、極端な「逆ザヤ」や 「利ざや」 の期間を短くしたいようだ。

 

 

 

(関連ブログ)
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