立山登山②

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立山登山③

2022年9月25(日)
立山登山

立山は主峰である「雄山」と「大汝山」「富士ノ折立」の三峰を立山本峰と称している。


中腹にある「一ノ越山荘」を経由して「雄山」まで


4:30起床

部屋の窓からの景色。ガスで視界不良。


とりあえず、弁当にして頂いた朝食を頂く


準備よし


大きいカバンはフロントに預けていく。

宿泊者はチェックアウト後も無料で入浴が出来るらしい

何と親切な対応だろうか


6:00出発


まずは「一ノ越山荘」を目指す


小雨だが次第に止むだろう


昨日のような雨ならどうしようかと朝方まで気になっていたが、収まって良かった。


ナナカマドの実を発見


でっかい岩がゴロゴロとしてるが、


一の越山荘までは道が舗装されているとのことで歩きやすい。


9月なのに雪がまだ残ってる


ガスで視界が悪いなぁ




「祓い堂」と言うらしい


雷鳥を発見。それもたくさん居たのでびっくり


登りがしんどいぞ


振り返ってみる

ガスが晴れると絶景なんだろうなぁ




見えてきた


「一ノ越山荘」

ひとまず到着


ここが室堂ターミナルから雄山までの中間点。

ここで前日に泊まると、雄山登頂に向けて一番近い位置となるのだが、室堂荘と比べると風呂がなく、大きな荷物を持ってここまで来るのは正直しんどい。


公衆トイレ。

チップ100円が必要






さてここからが雄山に向けて正念場の岩登り


ガスで山頂が見えず。赤のマークを辿っていく


しかし、すごい岩場だ


しばらく登って振り返ってみる


今地震が起きれば間違いなく死にますわ


少しガスが晴れてきた


道のりは遠い


岩登り


足を踏み外せば死ぬ


岩の間を縫うように登る


振り返ると眼下に一ノ越山荘


最初は両手ストックで登っていたが、


岩場が続くので両手ストックはやばし

せめて片手はストックでも、反対の手で岩を掴まないと危険だ


後ろを振り返ればなかなか素晴らしき光景が


上を見上げれば、なかなかのお年の女性のグループが岩を悠々と登っていかれる



グループを追い抜いて振り返ると晴れてきたからか、軽装に着替えておられる。

山の天気は変わりやすい。また雨が降ると困るのでウェアはそのままで行くとしよう。


しかしすごい岩場だなぁ


しばらく登ると少しなだらかな場所に出た


近くて遠い山頂

ここで小休止。


あと少し


さて登るぞ


今回はHOKAの登山靴がなかなかの良い仕事をしてくれてる


岩、岩、岩


岩だらけ。

短時間で空模様(天気)がコロコロと変わる


真っ直ぐには行けないようで


少し迂回をさせられる


もう少しだ、頑張ろう。

あの大きな岩を迂回するようだ


なめくじ発見


岩の隙間に目をやれば


花が咲いている


デッカい岩だ


あと少し


到着〜。

一等三角点(標高2991.59m)


高台に「雄山神社峰本社」の社殿が見える


立山頂上社務所


御朱印の受付や、お守り・記念品などが買える。


ああっ、御朱印帳を持ってくるの忘れた〜

でもせっかくなので直書きにこだわらず、

書き置きで頂きました。


せっかくなので記念碑の前で


雄山神社峰本社へ向かう


頂上参拝には受付(有料700円)が必要のようだ


せっかくなので


雄山神社峰本社

ここが雄山の頂上


ご祈祷の奉仕がある

(一定の人数で行うようだ)


転落防止柵がないので危うく落ちそうに、、

落ちると死ぬぞこれは


ご祈祷は峰本社を取り囲んで

始まると撮影出来ないのでその前に少しだけ


話を伺うと足元のこの岩が雄山頂上の最高点らしい

マジで!Σ(゚д゚lll)


とりあえずタッチ

(標高3003m)


さてトイレを済ませて




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さて次は、立山最高点の「大汝山」に向けて出発


鳥居手前に案内あり


さて向かおうと思いきや、いきなりヤバい感じ

足を滑らすと真っ逆さま


稜線を移動していく

まぁ岩稜ですな。


ガスってて下が見えず


振り返ると先程の「雄山神社峰本社」が見える


おっと、またヤバい斜面が。

高めの段差を降りるときは、お尻を着いて慎重に移動。


ガスが晴れるとかなり景色が良いと思われる






大汝山に到着


せっかくなので写真を頼むが、

移動している際にシャッターを押される💧

とりあえず、ここが立山最高点である。


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さて次は「富士ノ折立」




すぐそばに大汝山休憩所あり


他の登山者も休憩されている


食堂や売店もあるようだ








おっ、あれかな


案内によると、富士ノ折立のようだ


と、その前に

何と、小動物の「オコジョ」がいて

ざわつく


さて、この岩場、登りルートの目印が無く

取り付きがわからず、引き返して来られる方も


先ほど雄山で出会った女性グループは、「ここまで来たんだから登ら無いと」勇ましい


登る勇者と、スルーして先を行く登山者



しかしながら帰りバスや電車、新幹線の時間を考慮するとギリギリであったため、残念であるが、仕方なく下る選択を選んだ。

もう少し時間があれば、、、


急な下りが続く


脚を滑らすと


転落の恐れがあるので慎重に


調べると、ここらは冬季には滑落死事故があった場所でもある


地図でいうとこの辺り


とはいえ、先行く登山者は皆速いなぁ。


ガスって下界が見えないので危ないぞ




それでも、ガンガン追い抜いて行かれる


脚が疲れた。連続の下りは脚にくる


うわぁすごい岩場だねぇ


氷河かな


開けた尾根に出た


雷鳥沢(大走り)

大走り!?危険な感じがする


しかし地図によると、この道を行かねばこの先の真砂岳、別山を迂回しての下山となる。

時間を考慮するとここを行くしか無い。


なので正面を行かず、左のルートを行く

でも案内が無いと気付きずらい場所だ


斜面の中腹を横断していくので

なかなか油断できない場所である


ある程度進むと、大走りな場所に出た


振り返って上を見上げる


少しの時間で天候がコロコロと変わる


登って来られる方もいた

この時間から登るのか、、


急に晴れてきた


さてだいぶ降りてきたが近いようで遠いなぁ


足元に気を付けながら


途中で見つけた登り方向への案内


無事平地まで戻ってきた


後は荷物を預けた山小屋(室堂荘)まで戻る


前方にはテント野営地域


さて、どちらのルートで戻るとするか。

前方のテント野営地域を超えて、丘を迂回していくのが嫌でAルートにした。


しかしそれが


甘かった


何故なら


こちらのルートも


またキツイ登りがあったから。


いやぁ


なかなかキツイぞこれ

やっとこさ下山したのに、また登りで心折れそう


でも晴れてきたので景色は最高




室堂ターミナルまで1.7kmとのこと


山荘はすぐ近くのはずなのだが、谷があるので迂回させられる


ここの下りは途中から足元の木が動くので危険


200m進んだ


石が積まれてる






何だろ、コレ!?


ようやく前方に山荘が見えてきた

でもまだ、左へと迂回させられる


後方の山を見上げると


早朝から登ってきた「一ノ越山荘」から「雄山」までがはっきりと見える


あと少し


ようやく


戻ってきた


疲れたー

荷物を回収して、入浴してから帰ろう


山荘から出るとまた天候が、、

山の天候の移り変わりは激しいなぁとしみじみ思う。


高原バス、ケーブルカーと乗り継いで

立山駅まで戻ってきた


16:10分発

ここから電鉄富山まで1時間4分間も掛かるようだ。

到着時刻は17:14着


車両には雷鳥のペイントが

今回は実際に雷鳥も見れて良かった。


富山駅では新幹線の時間まで余裕があるので


寿司を頂いた


駅で演奏してたがYouTuberかな


今回辿ったルート

室堂荘を起点として、立山三山を経由し、大走りルートで下山。その後、大きく迂回して室堂荘へ。


立山縦走としては、手前の「浄土山」や、富士ノ折立から先の「真砂岳、別山」までを含めて下山するルートもあるようだが流石に時間が掛かるので今回はパスした。


また地図のかなり北に位置する「剱岳」にはいつか機会があればチャレンジしてみたいと思う。