ケロイド・肥厚性瘢痕、治療中です。 -3ページ目

ケロイド・肥厚性瘢痕、治療中です。

ケロイドとの付き合いは15年以上。悪化し続けてきたため、大学病院形成外科にてケロイド除去手術を受けました。現在も術後の再発防止・治療のため通院中です。

 入院日。

午前中に病院に到着し、まず入院・手術にあたって必要な書類を提出しました。その後病棟にて看護士さんより手術をするケロイドの状況などついてヒアリングがありました。ケロイド自体は痒み・痛みがあって辛いもののほかの部分は健康なので、手術日当日までは検査もなく、静かに過ごすこととなります。(入院にあたってPCR検査は受けています。)

 

 手術日の前日。

麻酔科医によるヒアリングがありました。これまでに麻酔を受けて何か問題はなかったか?等の質問があります。私は以前に一度全身麻酔下での手術を受けているのですが、術後病室に戻ったあたりから吐き気が酷くなり、かなり苦しんだためそのことはお伝えしました。

 また全身麻酔の際は自力で呼吸ができないことから、人工呼吸器が口に取り付けられるため、治療中の歯が無いかどうかも確認がありました。

 

 その後、主治医の形成外科の先生より手術についての説明がありました。

肥厚性瘢痕・ケロイド部分を取り除いた後、再発しないよう皮膚の深い部分で縫合すること、またジグザグに縫合するとのことでした。

そして術後、再発防止のため放射線治療を行うことの説明もありました。

↑ 手術や放射線治療などについては、下記書籍に詳しく掲載されています。

●書籍 『ここまでできるケロイド・肥厚性瘢痕の予防と治療』

  (小川令著:日本医事新報社 2019年3月)

https://www.jmedj.co.jp/book/search/detail.php?id=1859


 手術前日の準備として、シャワーと洗髪をしました。(術後数日は体を洗うことはできません。)

 食事はこの日の夕食が最後。水分摂取も明日朝6時で最後となります。

いよいよ明日手術かと思うと、やはり落ち着かない気持ちと、やっとここまでくることができた。。。という安堵の気持ちと両方を思っていました。

ケロイドの手術日が決まったことから、術前健診がありました。

土曜日にも受診できるのはありがたかったです。

 

○入院・手術に関する事前説明

 ・形成外科医によるケロイド、瘢痕手術の説明 ほか

 ・看護士による看護の計画の説明

 ・入院に関することの説明

入院時に提出する書類などを受け取りました。

 

○術前健診

 採血、尿検査、心電図、胸部レントゲン、肺機能検査がありました。

 

入院・手術にかかる費用は高額になりますが、「高額療養費制度」により一ヶ月当たりの支払い上限金額までが自己負担となるため、職場に限度額認定書の発行申請をしました。

年収額に応じてこの負担する上限金額は変わりますが、とても助かる制度です。

(なお外来診療費と入院時の費用は合算されません。)

 

※「高額療養費制度」

 医療機関や薬局の窓口で支払う医療費が1か月(歴月:1日から末日まで)で上限額を超えた場合、その超えた額を支給する制度

高額療養費制度を利用される皆さまへ |厚生労働省 (mhlw.go.jp)

 

 

 初めて大学病院のケロイド外来を受診した約2か月後。

2回目の受診日は、この2か月間でのケロイド状況の確認となりました。

 

○肩ケロイド(1cm×10cm)

   ステロイド入りの貼付薬(エクラープラスター)を2か月間貼り続け、痒

 みや痛みが起こる頻度が減り、ケロイドの中心部分は柔らかくなってきた。

 今回はケナコルト注射をうけ、引き続きエクラープラスターの貼付を続ける

 治療とする。

  ケロイドはどうしても両端が硬くなる傾向があるため、その硬いケロイド

 に10回程度刺す注射はやはり痛いです。

 

○下腹部①(2cm×2cm)、下腹部②(3cm×4cm以上の歪な面状+α)

  前回の受診後、一度受けた脱毛の効果があり、また脱毛2回目を明日受診

 予定であることから、除去手術が可能となった。

  ※下腹部②のケロイドは毛の埋入がケロイド悪化の原因の一つでもあるた

   め脱毛しないまま手術を受けても、再発の可能性がかなり高いと伝えら

   れていました。

  ケロイドの痛みや痒みが強く、排膿を繰り返していることもあり、可能な

 限り早く手術ができる日を探していただき、手術前の事前検査日も決めるこ

 とに。

 

 本当は下腹部ケロイドと併せて肩ケロイドも除去手術ができれば良かったのですが、体の表面と裏面では同時にできないため断念し、肩ケロイドは引き続き、保存的治療(外来治療)で進めることになりました。

(もし除去手術をするならば、こちらは日帰りで可能とのことです。)

 

 ケロイドの範囲が大きいことから手術は全身麻酔で行うため、約一週間の入院予定です。いよいよケロイドの痛みや痒み、排膿の痛みのつらさから解放される日がくることに安堵しました。