ケロイド・肥厚性瘢痕、治療中です。

ケロイド・肥厚性瘢痕、治療中です。

ケロイドとの付き合いは15年以上。悪化し続けてきたため、大学病院形成外科にてケロイド除去手術を受けました。現在も術後の再発防止・治療のため通院中です。

Amebaでブログを始めよう!

ケロイド除去手術後、放射線治療を行いました。

 

私の体質では、手術をすればほぼ100%の割合で肥厚性瘢痕・ケロイドが再発すると思われます。現在の研究でも手術と放射線治療を組み合わせることで、再発率が低下しているようです。


 放射線治療は4日間連続で、毎日5グレイ(Gy)ずつ合計20グレイを受けます。放射線科にて医師との面談があり手術痕を診て頂いて、治療計画が決まりました。そして実際に放射線治療を受ける部屋に移動し、治療開始です。

 

初日は照射する位置決めに時間がかかりました。私の手術痕がおおよそ25㎝と長く、照射範囲のぎりぎりになるようで、細かい微調整をしていただきました。腹部に大きな文鎮(のような錘)が置かれ、位置がきまると、サインペンでマーキングされます。明日以降の照射時に同じ位置に置くためなのですが、「お風呂などで消えないように、気を付けてくださいね」と伝えられました。

 

 いよいよ照射開始です。医師や看護師さんが部屋から出られたあと、照射が始まりますが、数分程度で完了です。特段なにも感じませんでした。

計4日間、特段気分が悪くなるなどの不調もなく、無事に終わりました。

 ただ放射線を当てた箇所は、手術痕を中心に約4㎝幅で日焼けをしたような色素沈着になりました。(これは約1年半たった今でも薄くはなりましたが残っています)これは体質なので仕方なしです。

 

 放射線治療は、一生涯で同じ個所に受けられる線量の上限が決まっているそうで、今後もし放射線治療を受ける場合はこれまでの治療歴を聞かれるので、今回受けたことは覚えておいてくださいね、と伝えられました。

(○○年○月○○病院で受診、というのがわかればいいそうです)

 病院では必ず治療歴の記録を残しており、実際、50年以上も前の放射線治療歴の問い合わせがあったこともあるとのことでした。

 

 もしケロイドが再発した場合、再度の放射線治療がどこまでできるのか。。と思うと、とにかく再発させないために、頑張ろうと思いました。

手術後4日目。

無事退院日となりました。

晴れのお天気でよかった。

 

午前中に退院手続き&会計をして、久しぶりの外の空気は清々しく感じます。

病院から駅まではそれほど距離が無いはずですが、術後の体にはなかなかしんどく、荷物をキャリーケースで持って行ったのは正解でした。

駅でもなるべくエレベーターかエスカレーターを使用し、かなり時間がかかりましたが、無事に帰宅できほっとしました。

 

荷物もそのままに、ひとまず横になって休みました。

それから買い物へ。創部につかうガーゼとテープを購入しました。

テープはかぶれが出る時があるので、肌が弱い人向けのものにしました。

 

夜、久しぶりのシャワーでさっぱりしました。

泡立てた石けんの泡で創部をやさしく洗う、のはなかなか怖く。。。

その後、横になって創部に綿棒を使って薬を塗り、ガーゼで覆ってテープで止める、という作業も結構難しく、一つ一つの体を動かすことが思うようにできないもどかしさがありました。

 

 

手術後3日目。

 

午前に診察があり、傷口は順調とのことでした。

術後、シャワーも入ることができていませんでしたが、今日は洗髪ができたのでさっぱりしました。

(洗面所で腹部を曲げるのが結構きつかったですが。)

 

午後、主治医の先生とお話でき、明日の退院が決まりました。また一週間後に抜糸をするための予約を入れました。

<退院後の注意点>

・シャワーはOK、湯船に浸かるのはNG。

 創部は泡立てた石けんでやさしく洗うこと。こするのはNG。

 洗ったあとは薬を塗り、ガーゼで覆う。

・これから半年は自転車に乗る事禁止、走ることも禁止。

 →下腹部の創部を動かすことになり、ケロイド化になる可能性を高めること

  になるため。日常生活範囲内での歩くことは問題ないとのこと。

  (術後一年半以上たった今でも、これは守っています。)

・手術後の再発防止が何より大切なので、ケロイド化防止のための処置をしな 

 がら創部が通常の瘢痕化するまで、始めは1カ月間隔で通院し、創部が落ち

 着いてきたら2~3か月間隔で様子をみながら、約2年~3年は通院となる。

 

先生曰く、下腹部の鼠径部あたりまで拡がっていたケロイド除去と縫合はなかなか難しかったそうです。ここにあったケロイドの形や大きさを考えると、綺麗に処置してくださったことに感謝ばかりです。